

「ラミー」
実は、
期間限定。
遼東の豕(りょうとうのいのこ):
世の中で知られているようなことを、自分だけが知っていると思い込んで得意がることのたとえ。世間知らずのために、つまらないことを誇りに思ってうぬぼれること。また、そのような人。
遼東で珍しいとされた白頭の豚が、河東では珍しくなかったという「後漢書」の故事から。
注:
好みではなくとも、“プレミア・入手困難・限定”といった宣伝文句がつくと、ココロ惑わされるものである。ましてや好みであれば、宣伝文句は無くとも、財布のヒモは緩むものである。小春日和を過ぎて、初夏なみの気候になると、市場から“チョコレート”が消えて行く。季節商品は特売で売り切ってしまうものだが、そうすることなく消えて行く。というわけで“買いだめ”すべく商品チェックをしたところ、すでに撤収されていた。「無い!」となると「食べたい!」欲求から逃れられず、秘蔵の一品をあっという間に完食。「秋までお別れか…」と外箱を眺めていたところ、なんと“季節限定”であった。「ただの板チョコ」とナメていたが、「ただの板チョコ」では無かったとは。しかも、こうして豚になっていくのだなあ、…という二重の嘆き。