

「エコバック」
あ、
あります。
武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ):
たとえ貧しい境遇にあっても、貧しさを表に出さず気位を高く持って生きるべきだということ。また、やせ我慢することのたとえ。名誉を重んじる武士は、貧しくて食事がとれない時でも満腹を装って爪楊枝を使うことから。
注:
エコロジー意識とともに、企業のコスト意識も高まり、スーパーのレジ袋が有料なのもあたりまえな今日この頃。会計時に「袋はご入用ですか?」と訊かれ、「あります」と応えたものの、カバンに入っていなかった。しかも、そんなときに限って、自信たっぷりに「あります!」と言ってしまったため、引っ込みがつかない。そっとレジに背を向けて、品物たちを無理矢理カバンに詰め込んだ。「エコバックをたくさんもっているのはエゴだ!」と思っていたが、エコバックが無くてもエゴは出てしまうようである。ひとのことより、自分のエゴに気付かなくてはね、…という我が羞恥心のかけら。