

「三七日」
気になると思ったら、
重なってるものだな。
中陰(ちゅういん):
仏教で人が死んでからの49日間を指す。死者があの世へ旅立つ期間。四十九日。死者が生と死・陰と陽の狭間に居るため中陰という。中陰法要として、臨終の日(命日)を含めて7日ごと、7週に亘って行う。
注:
きちんと葬儀を終えても、なんとなく亡くなった者のことが、気になることはあるものだ。親族であれば、法要の日程も知らされるが、そうでなければ時間とともに曖昧になってくる。ましてや、ペットとなると思いが残るだけに、忘れるための努力をすることも。それでも、亡きペットのことが気になって仕方ない小春日和。人で言えば、ちょうど三七日(みなのか)にあたる日であった。“自然と忘れる”のが“忘れる”ということなら、忘れる努力は無駄なようである。こうなったら、しっかり覚えておくか、という懐古の念。
※ 中陰法要一覧
初七日(しょなのか)…「初願忌」(しょがんき)
二七日(ふたなのか)…「以芳忌」(いほうき)
三七日(みなのか)…「洒水忌」(しゃすいき)
四七日(よなのか)…「阿経忌」(あぎょうき)
初月忌(しょがっき[1])(立日)…没後、最初の月命日。
五七日(いつなのか)…「小練忌」(しょうれんき)
六七日(むなのか)…「檀弘忌」(だんこうき)
七七日(なななのか)(四十九日、満中陰、尽七日)