

「最後の一滴」
ひと口、
欲しかったんだが。
即時一杯の酒 (そくじいっぱいのさけ):
後でいいことがあるより、少しでも今得をすることがあるほうがよいたとえ。今すぐ飲める一杯の酒が貴重であることから。
注:
まだある、まだある、と思っていたのに、実はなかった、ということはあるものだ。カップに珈琲が残っていると思い込み、手にしたカップを傾け、すすったところ、空だった。せめて一滴でも残っていればいいものを、すする形の“下アゴ&下くちびる”で情けなさ倍増だ。宴会では、瓶ビールの残りを「一番おいしいところ」といってグラスに注ぐが、あながちウソではないかもな、…という、いやしんぼの気付き。