

「吐血?喀血?」
大変だー!
いつのまにー!?
人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする):
他人の苦痛にはなかなか同情できないこと。自分の痛みや苦しみは、一時でも苦痛であるが、他人の苦痛は自分の事ではないので、長い間でも平気で傍観できることをいう。
注:
人間の体調というものは、顔色や眼球の状態などで、視覚的に察しのつくものである。しかし、相手が“毛だらけの動物”となると、視覚的にわかりづらいものである。そのため、具体的なの症状が出てやっと気付かされることも。とはいえ、それが“時間の経った血痕”となると、凍りつく。しかも、心臓発作のごとき呼吸困難のあとに気付いた…とは遅すぎる。いったい、いつから、どんな辛抱をしてたのだ?まさに飼い主、失格だ。ガマンも無言なら、ダメ出しも無言な、並々ではないペットの辛抱強さ。