

「一味と七味」
複数だけど、
一味なんだね。
一味徒党(いちみととう):
同じ志を持ち、同じ目的を果たすために集まった仲間。また、仲間に加わること。「一味」は他の味が混ざらないひっつの味の意だが、「ひとあじ」とはよまない。「徒党」はあることをたくらんで集まった仲間で、おもに悪事集団にいう。
注:
和食というものは、メイン料理だけでなく、なにかと“薬味”が重要な役割を果たすものである。日常的な香辛料の、トウガラシ・コショー・ワサビなどは、状態も粉・粒・ホール・練りなどバラエティがあり、複数を常備されがちだ。ところで、“一味は一種類”、“七味は七種類”の薬味からできているのに、映画の「悪党ども」を「一味」と呼ぶのは何故だろう?「複数いても多いだけ」で「中身が同じ」だからかな?…という、唐突な気付き。