

「キツネの嫁入り」
この晴れは、
続くのか、終わるのか。
月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ):
よいことには邪魔がはいりやすく、長続きしないものだというたとえ。名月の夜には雲がかかってせっかくの月が見えず、満開の花には風が吹いて花を散らしたりすること。転じて、良いことにはとかく邪魔が入りやすく、思うようにはいかないということ。「叢雲」=「群雲」とも書き、群がり集まった雲のこと。
注:
天気予報は“雨”だったのに、起きてみると“なかなか良い天気”なことがあるものだ。何はさておき洗濯し、勿体ないのでもう一回、便座カバーでもう一回、…と洗濯を重ねたその時“雨”が降り出した。慌てて空を見あげると、向こうの空は晴れている。干し終わったら出掛けようと思ったのになあ、どうしたものだろうね、…という空との相談事。