

「古書」
え?
文庫本なのに1万円もするの?
河図洛書(かとらくしょ):
得難い図書のたとえ。一般に用いられる「図書」の語源でもある。
注:
今や、音楽の分野だけでなく、活字も電子化が主流となりつつある。確かに、howtoモノやビジネス書籍はコンテンツデータのほうが何かと便利である。しかし“行間を読む”ことに意義のある文学の世界では、印刷技術や表装などから時代を感じることができる“本”は古文書にも等しい価値がある。著作権も切れた古書に価値が出るのは、ただ希少だからではなく、本として価値があるのだなあ、という実感。