230821

 熱中症から6週目に到達。
 未だに体温が下がらない。

 ヨーグルトと粥をやめて2週間になるか。
 消化はできていると思うのだが、吸収に問題があったようだ。
 排泄物や胃腸の具合から察するにそのように判断して摂食をやめた。
 今考えれば、摂取カロリィがそれでも高いため身体が拒否していたのだろうと想像する。
 あと調子が良くなってきたと思って粥に身欠きニシンを入れたのも良くなかったか。
 魚はどれも好きなのに30分ほどで蕁麻疹が発生して難儀し、翌日から粥をやめた次第。
 それから2,3日は飲み物だけで過ごしていたが、普段から食欲がほとんど発生しない身体なのでこのあたりは特に苦痛もない。

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 豆腐だけという食事もさすがに飽きた。
 今はオニオンスープなどを食していて、特に不調はない。
 量的には1日に鍋1杯分、およそ2L程度か。
 あとは水溶性複合必須アミノ酸とビタミン剤。
 ほとんど身体を動かしていないので、消費カロリィは十分にまかなえる。

 発汗機能は回復していてそれなりに汗は出るのだが、少し身体を動かしたり外部から熱を受けると(台所で調理をしていたりするだけで)体温が37℃を超えてしまう。
 いまいち何が悪いのか分からない。

 体感で調子が悪いわけではないのだが、経験上、これで無理をすると(先の身欠きニシン入り粥のように)唐突に体調を崩すのだ。
 ひと月以上寝たきりのような生活なので、インプラント手術の頃に買ったEMSトレーニング器具を使って筋肉機能を回復させている。

 数日前に、不意に煙草を吸いたくなったので久しぶりに2本ほど着ける。
 1日3本程度も吸うと満足してしまうのだが、完治するまでは多少控えておいてもいいだろう。このあたりは身体に任せておいてよさそう。
 家で飲酒をしなくなって久しい。おそらく数ヶ月になるだろう。

 といってこの体調では外食もできない。
 いや、具合はいいのだけれど、不意の体調不良に対応できないから怯えている。

 食材の消費も極端に減ったので買い物に行く回数も減り、ごみも出ないから収集日に出すかどうか迷うほどだ。

 食材も買わず、園芸資材も建築資材も工具も買わず、外食もせず、家でゲームをして暇を潰している。
 そう。庭にも出られないから暇である。
 結果として、まったくといっていいほどお金を使っていない。
 お金を貯めるには絶好のライフスタイルだが、退屈であるし面白くもない。
 ゲームが嫌いなわけではないが、それしかできないとなると話は違う。

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 お金といえばガソリンが高騰しているようで、久しぶりに給油に出掛けて驚いた。
 仕方ないのでレギュラではなくハイオクを入れることにした。
 地方によって差があるかは分からないが、僕の棲んでいる地域ではだいたい価格差が11円(昔は10円だったが、おそらく消費税加算分だろう)である。

 これは価格が低いうちは大きな差になるのだが、価格が上がれば比率で安いことになる。
 一説にはレギュラよりハイオクの方が燃費が(価格分以上)良くなるケースもあると聞いていたので試してみようと思ったのだ。

 入れてみて驚いたのだが、ノッキングしそうな回転数がほとんどなくなった。
(MTなので回転数とギアは意識することになる)
 加減速で余計なアクセルワークが必要なくなるので、なるほど燃費が良くなるのかもしれない。

 だからといって近所の買い物への行き帰りに遠回りで隣市くらいまでドライブするかというとそれほどでもない。
 出掛けたところで煙草も吸えない(吸いたくない)のだから仕方ない。
 洗車したいのにそれもできない状況だから仕方ないか。

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 健康なときは煙草を吸うため(だけ)にドライブで出掛けることがある。
 喫煙可能で、人気がなくて、景色のいい場所というのも辺境ならいくらでもある。
 そこで1本くらい煙草を吸って、それで帰ってくる。
 ドライブとしてはまあまあきちんとしたドライブだろう。

 少々残念なのは車内が狭くて運転しながら喫煙できないことか。

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 考えると一昨年あたりの熱中症でも、結局秋になるまで満足に人間らしい生活ができなかった。
(健康なときは「人間らしい生活」とやらをしているのかと問われると困るが)

 ゲームをする時間を捻出するためにスープ(ポトフ、煮物)を作るというのは僕の中では常套手段だが、スープしか食べられないためにゲームをして過ごすよりないという状況は(肉体的に楽になるぶん)苦痛である。

 そろそろ固形物を食べたい。