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TITLE:
腰をいわす。
 
Written by BlueCat

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 昨日、堆肥場の隣にボカシの場所を作る。
 なぜといって、堆肥場のキャパシティがそろそろ限界だからだ。
 柵をさらに高くする方法もあるのだが、サイロのようにしてしまうとそれはそれで作業が大変になる。
 そこで土と馴染ませる領域を作ろうと思い立ったわけだ。

 堆肥もボカシも同じような意味合いで使われる場合が多いが、有機性廃棄物と米ぬかや分解菌類を堆肥場で作り、発酵しきった頃合いのものをボカシ場で土と混ぜ合わせる感じである。

 堆肥場の隣がよいと考えたが、いかんせん植樹が多くてスペースが少ない。
 2年越しで抜き掛けの(抜き切れていない)切り株もある。
 仕方ないので、ツルハシと鍬とスコップで穴を掘り進めることにしたのだが、2年放置したせいで土は硬くなっているし微塵は多いし、木の根があちこちに張り巡らされているしで難航する。
 微塵も含めて土からごみを取り除き、袋詰めして消毒するところから始めたかったのだが、堆肥場にスペースを作ることが最優先だったので今回は見送る。

 なんとか半日掛けて穴を掘り終え、堆肥の一部を移し、土と米ぬかをまぶす。

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 以前の住人がどの程度、庭木や草に手を掛けていたのか僕には分からないのだが、庭木についてはたまに造園屋さんに頼んでいた程度で、追肥も何もしていなかったのではないかと思える。
 それでも手入れをまめにしていた時期もあったようで、毎年のように花を付けるチューリップやスズランなどもあり、僕に至っては雑草でも可憐なものは増やして残す方針なので、この時期はぽつぽつと花が咲いている。

 土についても、最初の頃こそまったく分からなかったが、今はこの庭のほとんどの土壌が、痩せて病害虫に冒されやすい状況にあることが理解できるようになった。
 痩せているのでまっとうな菌類が常在しておらず、ひとことで言ってしまえば環境が悪い。
 松の葉などは毎年落ちていたのだが、まったく分解させる様子がないのも、その足下の土が痩せているからだ。よくそんな場所でスズランが定住しているとさえ思う。

 菌類を常在させれば土も団粒構造を取り戻しやすくなるし、最終的に不耕作でも土を利用できるようになる可能性さえある。
 もちろんそれが1,2年で叶うとは思わないが、土を入れ替えるよりも今ある土を活かす方が経済的だし楽しみもあるだろうと思って昨年くらいから続けていることだ。
 そもそもスパンが長いのだが、勉強しながらなのでちょうどいいだろう。

 堆肥を作るのは料理を作るのに似ている。
 何かを足したり、混ぜ合わせたり、馴染むまで待ってときどき様子を見て、状態が変化したら次の工程を始めるというのは、シンプルに楽しい。
 おそらくその「変化を観察したい」という気持ち ── これも好奇心だろう ── が、僕を様々なものに駆り立てる。

 最終的には細菌や微生物を利用した不耕起栽培(有機栽培には違いないが、完全有機栽培にするつもりはない)ができるようにしたいとは思う。

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 腰部の疲労と痛みが酷かったが、今日中にボカシ場を完成させたかったので、少し無理をした。
 作業後、玄関までのわずかな距離を歩いていただけで足を攣る。
 もともと腰痛持ちではないが、あまり酷使せず生きてきただけで、腰部を酷使する作業には弱い。

 おかげで今日は1日、ほとんど寝て過ごしている。
 おそらく筋肉痛だろうけれど、なるほど腰痛というのはこんなに不便を強いられるのかと思う。





 

 

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