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TITLE:
他人の持ち物が羨ましい。
Written by BlueCat

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 世の中に羨ましく思う相手はあまりいないのだが、僕の友人に関しては、ちょっと羨ましいと思う。
 やり取りのある友人はだいたい2人くらいしかいないのだが、彼らには共通の友人がいる。

 その友人は、軽トラを持っているうえ、だいたいヒマなので、粗大ゴミを出したり引っ越しをするときに便利使いできる(もちろん逆に頼まれることもある)。
 一人暮らしで家族もいないので、時間やお金に余裕がある。
 なんとなく茶飲み話をしたくなったときも誘いやすいし、なんとなれば遊びに訪ねるにも遠慮がいらない。
 明日が休みで、なんとなく酒でも飲みに行きたいなんてとき、今日の今日に突然誘える気軽な相手としても、まずヒマだと思うので誘いやすい。

 なんのことはない。僕のことである。
 僕も、僕のように家族がおらず、一人暮らしをしていてとびっきりヒマな友人が欲しい。
 軽トラを持っていて、便利使いできて、いろんな工具を持っていて、お金を借りに来たりせず、無理な頼み事をしてきたりせず、予定を確認せず遊びに行くことができて、家に上がり込んでまったりすることができて、それらすべてに嫌な顔をしながら小言を言いつつも、実はそれらをまったく気にしていないような友人。
 未経験の趣味でも、一見退屈なことでも、嫌そうな顔をしながらも付き合ってくれて、最終的には一緒に愉しんでくれる友人。

 しかし残念ながら僕の周りに、僕のようなイキモノは、皆無である。
 僕の友人達が、しかし僕のことをそれくらい重宝しているかどうかは分からない。
 そもそも彼らは、僕を便利使いすらしない。
 まぁ、だから友達なのだろう。







 

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[NEXUS]
~ Junction Box ~
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[Engineer]
  :青猫:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Ecology-Form-Link-Love-Stand_Alone-Style-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Convertor-Generator-Transistor-
 
[Object]
  -Friend-Human-
 
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[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:

 
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