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TITLE:
アヲ、帰る。
Written by BlueCat

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221119
 
「近所のゴミ捨て場を荒し続けるようなら、この手で捉えて殺めよう」と書いた翌日、アヲが帰ってきた。
 ネコノカミサマかアヲ自身が、僕のブログを読んだのだろうか。
 
 09/20頃からなので、およそ2ヶ月も不在だったことになる。
 大きな傷もなく、以前よりむしろ太っている。
 
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 自身がさほど頻繁に食事を摂らないので、ペットにも太るほど食事を与えないようにしている。
 太った動物を可愛らしいと感じる価値観も分かるが、基本的には、醜悪だと感じてしまう。
 これは形状についての美醜にまつわる価値観によるものではなく、機能に対するそれによるものだ。
 
 動物というのは基本的に、逃げる能力に優れている必要がある。
 草食動物ならもちろんだし、肉食動物だって、それより強い肉食動物に捕食されないためには、逃げる能力が必要だ。
 逃走し、防衛し、危機的状況を回避する能力は生命を維持する上で、攻撃し、捕食する能力よりも優先される。
 
 機能を優先に考えると、それに相応しい形状があり、優れた機能を持つ個体の形状にも共通点が観察される。
 
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 これは人間も同様で、ためにボディビルダが万能の運動選手になることはない。
 陸上選手には陸上選手の、バスケットボール選手にはバスケットボール選手の、ボクサーにはボクサーの、力士には力士の体現されるべき優れた機能が先にあり、それぞれ異なった形状として表れる。
 僕の持つルッキズムは、そうした「洗練された機能の最適化」を形状として考えた場合の理想論に過ぎない。
 
 主夫には主夫の、会社員には会社員の「洗練された機能の最適化による形状」が存在し、機能が時間を掛けてカタチを作るように、カタチを先に作ることは機能を効率的に学習することを可能にする。
 
 ために性的魅力についてだけ考えるのでもなければ、人間の身体の美醜はたいした問題ではないと考えることもできる。
 もっとも男たちの多くは何より視覚による性的魅力について意識を奪われがちのように観察されるが、彼らはそこに何らかの機能を見出しているのだろうと想像する。
 もちろん骨格に始まり、体調から生殖適正に至るまで、生殖する機能に最適化された形状もまた存在するだろう(彼らが本能に基づいたそれに自覚的であるかは不明だが)。
 しかし人間は、セックスのためだけに生きているわけではない。アスリートが、競技のためにだけ生きるのでないのと同じように。
 
 特段の病気や薬の副作用でもなしに職業人(肉体と頭脳との別を問わず)がぶくぶく太っているのは、消費カロリィが少なく(ろくに頭や身体を使わず)、ヒマで(仕事が少なく)、つまり仕事が満足を超えるレベルでは達成できないのだろうと想像する。機能的に優れていないことが文字通り体現されているのだと想像してしまう。
 
 人間は外見ではなく中身だという人もいる。異論はない。
 しかし何も考えていない人間は顔が緩んでいるものだし、日々真剣に物事を思案している人の顔は緊張が筋肉を形作る。
 優しい人の穏やかな表情はただ弛緩しているわけではないし、穏やかな声を出す声帯も、その旋律を奏でるための運動を意識するともなく続けているからこそ聴く者の心をやわらかく撫でるのだ。
 
 もちろん老化による衰えはある。それは物理だ。
 僕らは有機生命体であるゆえに幼きにあっては機能を向上させ、機能がピークを迎えた後はただただ衰える定めにある。
「衰える姿もまた美しいのだ」と、勝手に他人が祭り上げるくらいならよいが「衰える私もまた美しい」と自ら公言するのは強がりであり欺瞞だろう。あるいは目や耳が悪いのか。

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 道具というのは気楽な存在である。
 物理的劣化は厳然と作用するが、純然たる目的のために作られたそれらは機能の洗練と最適化に特化して作り直すことさえ可能であり、優れた設計と製造技術と素材があれば、優れた機能を朽ちるまで発揮できる。

 汎用性という点においては人間の足下にも及ばないが、機能が限定されればされるほど、道具はシンプルな美しさを映し出す。

 かくいう人間たちがどれほど汎用性が高いのかと僕は思う。
 まぁ、だからこそ集団を作り、社会を形成し、人間という機能を洗練させようとしていたのだろうとは思うのだが、個人主義と社会主義という相反するものをブレンドした結果、画一的な価値観に染まりやすく形成されたようにも感じられる。

 液状樹脂を圧力形成するように、加圧と減圧を利用してより精度の高いモデルを量産することは可能だろう。
 広い意味での教育や育児というのはそうした側面が少なからずある。
 良いも悪いもない。モラルやマナーや躾というのは、ただそれを伝統的に記憶し体現するだけのものも少なくはない。
 それによって摩擦抵抗の少ない個体が多くなれば、密度の高い社会でも衝突は起こりにくい。
 モラルもマナーも躾もされていない個体など社会には不適合だ。だからといって僕を指さして嗤うのはやめてください。

 全体のために適した個体に躾するのは、集団のためでもあり、集団に属する個体のためでもある。
 ただしそこにある設計や技術、さらにそもそも加工される素材がどれだけ優れているかは簡単には計測できない気もする。
 少なくとも僕は(辛口な批評ばかりになってしまう気がするので)断言したくはない。

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 TUにふたたび誘われて、20日はサバイバルゲームに出かける予定であり、午後はその準備に追われる。
 アヲを風呂に入れようと思っていたのだが、その時間はなさそうだ。

 







 

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