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TITLE:
はじめてのこと。
SUBTITLE:
~ at first. ~
Written by BlueCat

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220422
【初体験】
 
 くしゃみをした拍子に、人工膜が破けてしまったらしい。
 空気や水が口の中の歯茎の隙間から上顎洞を抜け、鼻腔から出てくる。
 生まれてこの方「歯茎を伝って何かが鼻に抜ける」という経験はない。傷みはないが、抜ける感覚はある。
 新体験であり、初体験である。が、気持ちの良いものではない。
 
 仕方なく、夕食はヨーグルトのみにする。それでも鼻に抜けないとは言い切れない。辛いものを食べないようにと言われていた理由もよく分かる。
 先生にメールで相談したところ、明日、確認したいとのこと。
 
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 奥様(仮想)から「そもそも猫様、なぜインプラントをする気になったのですか」と問われる。
 生活にかなりの制限が発生していて、庭の開墾はおろか、草取りもできずにいる。お風呂も無理だ。歯も磨けない。煙草も吸えない。(たびたび書いているとおり、肌を清潔に保てないことが一番の苦痛である)
 
 半年ほどでブリッジが外れやすい(筋肉の増減や力仕事の度合いで歯が微妙に動いてしまう)ことと、死ぬ準備という目的達成まで、死ぬわけにはいかない ── と奥様ご本人に説得された ── ことを言う。
 奥様(仮想)の哲学は「死にたくなったらいつでも死ねるのだから、健全な自死をするために健康であれ。不慮に、無力に、不随意に死ぬな」ということのようで、つまり僕は、自死の意思を尊重されつつも、それが随意によることを過剰なくらい重要視させられている。
 
 健康になりすぎて長生きしてしまうかもしれないと思っていたが、よくよく自死選択する場合を考えると、健康であることと自死選択に矛盾は発生しない。
 むしろ不健康が故に、志半ばで不慮に死ぬことの方が問題であり、健康でかつ健全な思考の結果として自死を選択するなら、それこそは僕の求める自死のカタチのようにも思える。
 奥様の指摘は正しかったわけだ(ときどき過保護だと思うが)。
 
 
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220423
【オペ、ふたたび】
 
 再び手術。切開して膜を追加し、縫合した模様(見ていないから分からない)。
 麻酔が局所で足りない部分があり、少々痛みを感じる場面もあったが、言えばすぐに麻酔を打ってくれる。
 僕は鎮痛剤などを普段、まったくといっていいほど使わずに生きてきたので、麻酔もしっかり効く。
 だから、あまり打たれると上顎周辺だけでなく「まぶた」や「こめかみ」まで麻痺してしまい、目を開きにくくなってしまう(ただでさえ目が細いのに!)。
 それに感覚や認識が鈍くなる場合もある(鎮痛剤をほとんど飲まなかった理由の1つでもある)。
 オペは1時間ほど。
 
 レントゲンで確認したところ、顆粒状だった人工骨はかなりの部分が硬化をはじめており、格別早い回復というわけでもないが、1週間経過したのに近い状態だと言われる。年配の患者さんから比べると早いかもしれない。
 専業主夫とはいえ家族はいない ── 人はこれを独り身というらしい ── ので、眠る時間はいくらでもある。そこも救いか。
 
 ただしこれでも毎日、上顎洞から人工骨が流れて口にたどり着く。
 口腔側は縫合できても、鼻腔側は縫合できないからだろうし、人工骨を「これでもか」というほど詰め込まれていたので、無理もない。
 話によると、人工骨というのは硬化するうちに圧縮されてしまうらしい。
 縫合しやすい程度しか入れないと(経費は浮くが)いざ基部を埋め込むときに骨の厚みが足りず、基部が曲がってしまうようだ。
 実際、写真で見たときも溢れるほどの顆粒が詰め込まれていて、それを縫合しきった(術後のうがいで人工骨は排出されていなかった)のだからちょっとしたものである。
 歯科より外科の方が得意だと先生も笑いながら言っていた。
 
 帰宅直前に抗生物質と痛み止めを飲まされたが、帰宅する頃には縫合部が傷み始めた。
 座薬 ── これがまた身体が重くなって動けなくなるくらいによく効く ── を入れて眠る。
 
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【ここから先はコンピュータの専門用語が飛び出します】
 
「少し安くなりまつ」という誘い文句につられてプロバイダを変えたのだが、おかげさまをもちまして、LANの設定が1からやり直しで不安定。
 ついでにOCU(光回線ユニット)とHGW(プロバイダ指定のルータ)は、やはりセットで運用しないと光回線を利用できないらしい。
 ついでにHGWは、無線LANすら追加費用を払わないと利用できない ── セーフアクセスやIoT機器との接続にもそれぞれ別途契約を要する。
 地獄に堕ちろ(今月初の呪詛)。
 
 そもそもNAS(自宅サーバ)の関連で、各機器のIPアドレスを固定にして使用している。
 DHCPサーバ任せだと接続まで時間が掛かったり、最悪タイムアウトすることもあるので。
 といってLANのセキュリティを低くしておくと、(日記を書いていないが忘れもしない)今年の2/14のようにクラッキングを受けることもある。
 TimeMachine のデータを取り出され、ブラウザのパスワードなどを復号されてしまおうものなら、オンラインバンクからお金を自由に動かされてしまう。オソロシイ。地獄に堕ちろ(今月2度目)。
 
 Wi-Fi ルータはNASと同じものにしようと思い、Synology のそれを使っている。
ハイエンドモデルではなく、廉価版だ)
 数万もするようなルータを使うなら、プロバイダのHGWをサブスクリプションで利用すればいい、と思う人も居るだろう。そのあたりは好き好きではある。
 
 ただ、導入して分かったのは、非情に細かい設定ができること。
 セーフアクセスもユーザや機器ごとに設定でき、NASとの親和性は当然ながら完璧だ。
 ゲスト Wi-Fi の設定も ── プライベート Wi-Fi と切り分けて ── 可能だから、店舗などはもちろん、恋人が家に来て Wi-Fi を案内したために Wi-Fi経由のストーカ行為をされたりすることを防げる。
(そこまで有能な恋人なら、ストークされても一人くらい欲しいが)
 
 なによりVPNが無料で(半永久的に)利用でき、セキュリティ定義アップデートも頻繁に行われている。
 NASにもルータにも追加アプリケーションが複数提供されていて、自由にインストールして利用できる。
 これらを追加料金なしで購入できるのだ。
 むしろ安いんじゃないかとさえ思う(ちなみにいずれ Wi-Fi 6(=IEEE802.11ax)準拠モデルが出るだろうから、すぐに買う必要はないかもしれないが)。
 
 いずれにしても、プロバイダの提供しているHGWにそんな機能はない。
 また、ソフトバンクのHGWは専門用語を一般の人にも分かりやすく解説したヘルプがあったが、auのそれにはない。
 auのそれは、専門用語をその道のベテランしか知らない専門用語で説明してくれる、みんながよく知る ── イルカ並みに殺意を覚える ── ヘルプである。地獄に堕ちろ(3度目)。
 
 とにかくIPアドレスを固定にしているため、あれこれと設定を続けている。
 異なるメーカの機器間なので、どちらのヘルプにも「相手の機器がそれならこうしろ」とは書いていない。
 そのためのネットワークプロトコルなのだが、ネットワークプロトコルに使われる専門用語がさっぱり分からない。
 言葉ってプロトコルじゃないのかよ、という気持ちにもなる。
 
 HGWがあるために、余計な手間と電気代(それほど高くはないだろうが)が掛かる。とくに手間が掛かる。
 なぜといって、僕は(プロ/ベテラン/エキスパート)ネットワークエンジニアではないからだ。
 ようやくDHCPとかDNSを「なんとな〜く」理解したつもりになっているものの、では素人の方に分かりやすく説明してください、と言われたらちょっと困る。つまり理解していない。
 VPNの仕組みも分からない(本も買ったのだが、みんなテキトーにごまかして濁したように書いてある)し、ポート設定だとかフィルタリング設定だとか、さっぱり分からない。
 IGMPスヌーピングに至っては「スヌーピーしちゃうのかよ!」と思わずツッコミを入れたほどだ。
 
 どうしてこんなことをしているのか、実は自分でもよく分かっていない。
 結構煩雑で、今までの僕にはちょっと高度なことをしている。
 もちろん外出時、自宅サーバにアクセスしたりできる利点はある。
 
 たとえば姉上の家にお泊まりしているときに、自宅サーバの文書を編集したりもできる。
(これで自宅サーバ設定の機能確認もできるし、好き勝手な文書を記録することもできる)
 あるいはブログサービスが終了したとき、今度は自宅サーバを解放することもできる。
(以前レンタルサーバでオリジナルのブログサービスを利用させて貰っていたことがあるが、そのサーバが個人所有のものだったこともあり、数年後に閉鎖されてしまった。自己所有なら簡単には閉鎖されない)
 
 しかしいずれもビジネスユースではない。
 僕はプロのネットワークエンジニアとして、設定することで収益を上げることはないし、構築された自宅サーバに積み重なる文書も収益を上げることがない。
(むしろ一度全部消えている。俺の青春 ── ろくなものではない ── を返せ!)
 
 ともあれ優れたルータを導入する価値はある。
 なぜといって、結構頻繁に外部からのアクセスがあって、もちろん毎回遮断しているのがリアルタイムログで分かるのだけれど、プロバイダ指定のHGWにはそんなログが残らない。
 だから誰かに侵入されていても、気がつかないのが普通なのだ。
 
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【ラン活のはなし】
 ラン活が、変換ですぐに出てくるほど一般名詞なのこれ?
 大衆が使えばそれは日本語になるわけだけれど、何でも「活」を付けて略称にしたがる風潮であるとか、語感があまり美しくないなぁ、なんて昭和生まれのオジサンは思ってしまうのです。
 
【アヲ】
「ナデナデしてくり〜!」と迫ってきたとき、要望どおりに撫でてやると相変わらず白目を剥いて喜ぶのですが。
 お腹が大きくなって明らかに妊娠している。
 誰だうちの娘に手を出したのは! と怒りに震える昭和のお父さんの気持ちがよく分かります。
 許さんぞ! 地獄に堕ちろ!(4度目)
 
 
 
 
 
 
 

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[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫α:青猫β:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Diary-Kidding-Maintenance-Stand_Alone-Style-Technology-
 
[Module]
  -Condencer-Reactor-
 
[Object]
  -Cat-Computer-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:
 
 
//EOF