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// TimeLine:220207
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TITLE:
壊れた TimeMachine はどこに行くのか。
Written by BlueCat

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220207
 
 TimeMachine(Macの標準バックアップ)の不調に気づいたのは数日前だ。
 Wi-Fi 接続の MacBook は問題なくバックアップされるのに、有線接続の MacMini はバックアップに失敗する。
 1週間以上、そんな状態だったようだ。
 保存先は同じドライブで、LANユーザも同一なのに、だ。
 
 有線はハブを通じてWi-Fi ルータに接続されている。
 ルータから有線でNASが接続され、NASからUSBでTimeMachine 用のHDDドライブに接続している。
 よってコンピュータとルータ間、ルータとNAS間の接続や設定に問題があると考えた。
 接続に関する設定が、もっとも煩雑なのが、ルータとNASだからだ。
 
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 結論からいうと、TimeMachine のバックアップデータ自体が破損していた。
 TimeMachine のデータは単一のディスクイメージなため、任意のレコードにエラーが発生すると、ディスクイメージ全体が破損扱いされる。
 
「システム環境設定」から「Time Machine」を起動し、メニューバーに TimeMachine を表示させ、Opt+クリックで「バックアップを検証」を選択することで、バックアップデータを修復できる。
 むしろそれだけでよかった。
 
(勝手に修復しろ)とは思うが、問題は「バックアップに失敗しました」というメッセージしか出ない点だ。
 いかんせん、LAN経由のNASに接続された外付けHDDが相手なので、何が問題なのかが分かりにくい。
 ネットワークの問題だとばかり思っていたら、データに問題があるなんて、一体誰が考えるものか。
 
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 NTT支給の光ユニット。ソフトバンク支給の(そして外せないから足枷になっている)ルータ。
 そこから Synology の Wi-Fiルータ。そこからハブを通じてNAS。その先に TimeMachine 用のHDDドライブ。
 我が家のLANは地味に複雑だ。
 ルータ2つとNASにはそれぞれ(ちょっと複雑な)設定がある。
 一般的なISP設定の他、機器間の通信ルール、ユーザの設定や、LAN内ファイル共有におけるファイル形式や接続ルール、Wi-Fi 接続のルール、NASのユーザとボリュームに対するパーミッション、NAS付属のアプリケーションと許可ユーザ、それぞれのセキュリティ設定、etc,etc...
 
 それらを改変してしまった。
 
 結果、MacMini のバックアップは可能になったのだが、今度は MacBook が Wi-Fi に接続しなくなった。
 仕方なく、さらにあれこれ確認して、改変した。
 
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 正直に言う。
 僕はLANに関する知識はほとんどない。
 高度なルータに使われる用語はもちろん、VPNが具体的にどんなものかさえ分かっていない。
 確認して、設定を変更するたび「それが果たして合っているのか」なんて分からないのだ。
 
 結果的に、MacBook はwebに接続できるようになった。
 
 じつにここまで3日掛かった。
 
 そして今日。
 
 iPhone の Wi-Fi 接続が不安定になっている。
 もういやだ。
 
 
 
 
 
 
 

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