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TITLE:
ようイソノ〜! 亡命しようぜぇ?
SUBTITLE:
~ Devil's Merchant. ~
Written by BlueCat

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:: ── 民衆というものは、善政に浴しているかぎり、とくに自由なぞを望みもしなければ求めもしないものである ── 
 と言ったマキアヴェッリを非難する良心的知識人は多いが、彼らの非難は人間性を尊重するからではなくて、人間性を直視しないからであるような気がしてならない。
 
 
 

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211215
 
 5年ほど前だったか。
「オカネモチー」構想の道筋が見えたあたりで「オレ、日本を出て外国で暮らそうと思ってる」と周囲に話したことがある。結構真剣に、それを実現するために実行しようと考えることを予定することが予測できたのである。
(回りくどいレトリックのように思われるかもしれないが、僕の行動や思考は外堀を埋めるように行われるので、その傾向を上記のように把握/予測している)
 
 
 残念ながら、叔母の死から半年もしないうちに、疫病が全世界で流行してしまった。
 ついでにいえば叔母が僕との約束を反故にして、妹にまで余計な責任を押しつけてしまったせいで、相続手続きが終わるまでに2年掛かってしまった。
 
 恋人のデートに2年遅れると考えてみてほしい。
 忠犬でもあるまいし待ち続ける恋人はいない。
 遅刻とは、すなわち寸借殺人である。
 5分の遅刻は5分の殺人。5分×30人なら150分の殺人である。
 
 この論でゆけば僕は死んだ叔母に2年(あるいは3年)殺され、ついでに僕と妹は叔母のエゴのために時間ばかりか金銭的にも大きな損失を負わされることになった(遊んで暮らしているように観察されると思うけれど、優雅に泳ぐ白鳥だって、水面下ではせわしなく足を動かしているものだ)。
 たとえば今流行りの給付金について、妹は未成年の子供がいるのに受け取ることができないし、高校の入学金等についても ── 額面上の所得が低くないため ── 低所得による優遇を受けられない。その上、余剰の収益があるのかといえば、ほとんどは債務返済と税金に消えるのだ。
 だからといって相続を放棄していたら、埋葬も墓仕舞いもできないまま、19人の法定相続人の間で話が有耶無耶になることが容易に予測されるから(そしてその間、さまざまな現存物に対する決定に19倍の労力が必要になるから)放棄することもできなかったのだ。
 ちなみにそうまでして叔母がこの状況を作ったのは、単に叔父が死んだ時、自身に降りかかる相続税を嫌った、ただそれだけのことからであった。
 他人のエゴの受け皿として慰みものにされる経験はこれも含め、僕にとっては十二分な糧になったことだろう。
 
 これらについて僕は妹の分まで含め、十二分に死者である叔母を呪い、軽蔑しきっているので、もはや文句を付ける必要もない。僕は街はずれの十字路で、ある冬の夕刻に悪魔と取引したので叔母は(たぶん)地獄に行ったのではないか。
 無論ワタクシはそこでタマシイを売ってしまったわけだけれど、叔父の一族同様、私を含めた我が一族もその名を持つ者はすべて同じ呪いの前に滅びることであろう(高笑い)。
 もちろんそれで構わない。我が姉妹従姉妹たちのうち名前の変わった者はその呪いを免れるだろうし、私が養子に迎える者について私の名(ファミリィネーム)を継がせる気はないのだから。
 そして私は人を呪った身の上だから、同じ呪いを受けるのは致し方ないものと腹をくくってある。
 
 いずれにしても国外に出られないタイミングだったのは、結果的に良かったかもしれない。
 国外で疫病騒ぎに巻き込まれたら、身体の弱い僕のことだ、あっという間に野垂れ死んでいただろう。そうすると、その法定相続がまたややこしいことになる。
(僕の姉のひとりは失踪しているので厄介だ)
 僕が死ぬ準備を早々に進めたがっているのは、そういう背景もある。負債と収益と財産とを19等分しようとしたり、あるいは公平に分配しようとしても、それは無理がある。
 
 だったら誰か一人がそれを背負って管理して、タカりたい人はタカればいい。
 叔母は自身に掛かる相続税を(私を身の代にして)回避したにもかかわらず私を2年以上殺し、妹の家族にまで不利益をもたらした。他にもあるがさすがにそこまで書きたくない。
 叔母の短絡さやアタマの悪さがもたらした禍根については文句もあるが、叔母そのものを(書架とポインセチアの恨みを除けば)嫌っていたわけではない。
 
 もちろん最初からそういう「経済ありき」の話があったわけではない。
 僕は普通に週末介護人としてこの家に来ていただけだし、それ以前は年に数回お茶を飲みに来たりする程度の関係だったし。
(なので「財産目当てに介護をしている」などと周囲から言われると、とても楽しくなってしまって悪ノリしてふざけていた。そういう場面を誰かに目撃されたからこういうことになるのかもしれない)
 
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 話を戻して海外移住。
 当時、僕の周りの人間は一人残らず「こいつ阿呆だなぁ〜、めでたいなぁ〜」(控えめな表現)という顔をして僕のことを見ていた。
 僕もそんなに真面目に自分が無職で暮らすことになるとは思っていなかったので、半分は叶いもしない将来の夢を語るような気分だっただろう。
 
 ただ、日本にいると恋人が27人いるとややこしいことになることもある。
「一人くらい増えてもいいよね?」というガールが現れたときにややこしいのは仕方ないが、部外者がうるさいのは迷惑だ。
 有名になると意味もなくSNSにアンチが湧いて叩かれるし、シンパが増えるとそれもややこしい結果を生む。アンチもシンパも欲しくないのだ。ファンもフレンドもフォロワも要らないのだ。
 状況がややこしいのではなく、人間やその思考、文化や倫理観のありようがややこしくて付き合いきれない。
「残業代はきちんと払いますよ」と言っていた会社が「定時で退社してください。ノルマをこなしたいなら自宅に機材を持って帰るのだからプライベートを自由に使えばいいでしょう」と言うのである(実話)。
 どっち? どっちなの? ホワイトなの? ブラックなの? グレーなの? ブラウンなの? 銀行の天下り会社なの? 中途採用だからこういう扱いなの? という気持ちになるのである。ついでに業務にさして関係ないようなことで男性社員全員に囲まれたことえが2回もあった(1年ほどで辞めたけどよ)。
 
 だったら国外に行ってしまえば多少は解決しやすいのではないかと安直に考えた次第。
 阿呆(失礼)に付き合うのがホントに厭なのだ。これに尽きる。
 もちろん今は身の回りに阿呆がいなくなったので清々しているが、くれぐれも大事なことは「集団に帰属しないと抹殺されるぞ」と言ってくる奴も、その発言も、信用しないことだ。
 集団で狩猟や農耕にいそしんでいた時代は遠い昔。
 集団帰属信仰に冒された愚図どもが狭い領地の中で牌を奪い合って、競争という名の抹殺で飢えをしのいで息継ぎしているのが現状ではないのか。
 
 水槽の中は空気が薄いのだろう。
 ならばそんな水槽は出てしまえばいいのに、その中にいないと死んでしまうと思っているから出られないし、出て行くものが多ければ自分の餌がなくなるから脅してでも引き留めるのではないのか。
 いつまでも魚類でいたいなら仕方ない。しかし僕らは、ある時から陸に上がって生活を始めたのだ。
 海の中で嗤う愚図どもの集団から離れて。
 
 集団の中にいる者から引き留められる時、ついつい「自分は必要とされている」なんて錯覚してしまいがちだ(僕はそうだった)。
 ましてその人が一見有能で、あるいは立場が上の人であれば尚更、考え直してしまうこともあるだろう。
 
 実はそうじゃない。
 そういう連中は基本的に、エサを探しているんだ。
 自分よりも弱くて、利用しやすくて、リソースの豊富な、美味しいエサを求めているんだ。
 肥えたら喰えて、痩せたら捨てられる、便利なエサを逃したくないのだ。
 だから引き留めてくる者が自分よりも弱い時、それは本当に必要とされているし、可能なら集団に留まった方がいいだろう。
 しかし自分よりも強い者が引き留める時は、子分かエサかを必要としているだけの、安い相手である可能性も考えた方がいい。
 本当に強い人は、集団において誰を引き留めることもないからだ。
 
 これは会社などの営利組織でもそうだし、友人や家族などの非営利かつ旧来の人間関係でも当てはまる。
 連れション文化圏というのは基本的にイワシの群れと同じで「弱い奴が自分の犠牲になってくれる」ことをアテにした貧しい哲学に基づく集団だ。
 もちろんそれでも集団に帰属しないと生命の危機に瀕するという時もあるだろう。
 それならそれできちんと帰属する集団について見極めなくてはいけない。
 向こうから誘ってくる集団は、だいたいエサを探している。
「いらないよ」と言っている集団に、いかに食い込むか。いかに必要とされるか。
 それがセルフマーケティングである。
 あ、ちなみに僕、恋人は27人いるので間に合ってます(ここ笑うところです)。
 
 それにしても海外移住である。
 疫病騒ぎは完全に収束するという気配を見せない
 仕方ないから周囲とのやりとりを最小限にして隠棲し、気が付いたら死んでいた、という流れにしてしまおうと考えて現在に至っている。
 
 webであれこれ書いているのは、僕のストレス発散と本職(思想家)とビョーキ(オフライン記録恐怖症)によるものだ。
 書いても書かなくてもいいのだけれど、誰にも会わず、人間と会話をしないで半年くらい過ごしていたら、あやうく日本語を忘れかけた。
 会話って大事だよ。何も考えられなくなるのは怖いことだよ。
 
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 それにしても12/15のニュースを諸君は見たか。
 
 国が、政府が、国民の頬を札束でひっぱたいたぞ。
「カネくらいくれてやるからこれ以上騒ぐな」と言わんばかりに。
 私は恐ろしいやら憤るやらで、夜も眠れなかった(朝方からぐっすり眠ったおかげで、燃えないゴミを出し損ねてしまった)。
 
 いやいやさすがの法治国家。賠償金を支払えば紛争事案は終結してしまう。
 おそろしいほどの民主国家。政府や国家の運営に携わる者もまた国民には違いないのだ。
 
 そもそも僕らは「選挙というシステムの中で投票をしている」から民主主義が正しく遂行されているという幻想を刷り込まれてはいないか。
 開票から集計、そして発表に至るまで、何らの操作や改ざんや書き換えが絶対にないなんて言えるのか。
 量子論的に、観察者のいない現象は複数の状態が重なり合っているのだ。
 ボクの観察していないブラックボックスの中で何が起こっているのかなんて、ネコノカミサマくらいしか知らないことなのである。
(投票に費やしたオレの時間を返せ〜!)(←問題はそっちか)
 
 この国は経済至上主義だ、なんて冗談めかして僕は書くけれど、正しく民主主義国家で、せめても資本主義国家で、そして当然に法治国家であってほしかった。
 
 しかしそもそも立法と行政が一体化した日本の政府において、司法との癒着疑惑が取り沙汰された(たしか去年か一昨年)あたりで、この国はすでに見放されてしかるべき状況なのではないのか。
「野党のみなさんには頑張ってほしい」なんて、未だ他人事のように言っている人もいる ── 政府としてはありがたい類いの反対思想の持ち主だろう ── けれど、衆議院だろうが参議院だろうが与党だろうが野党だろうが、政府という箱に詰め込まれたメカニズムで動作していることには変わらない。
 
 学校でいじめられっ子が自殺したとなれば、マスコミも騒ぐし警察も捜査するし教育委員会も介入するだろう。
 では政府の中で改ざんを指示された公務員が自殺した場合、誰が教育委員会よろしく監督するというのだろう。教師は誰なのか。
 人口というリソースも経済というリソースも減少を続ける国家の中で、またぞろ訳の分からないブラックボックス(たとえば第三者委員会)を設置したところで、その箱の中で何が起こっているのかなんて誰にも分からないのではないか。
 
 それで何もかも、つくづくイヤになってしまって、アヲのお腹をぐりぐりと撫で回してストレスを発散していたのである。
 
 よもや独裁政治ではないのか。
 専横国家ではないのか。
 恐怖政治が待っているのではないのか。
 
 国民ならぬ経済のための政府が、経済を保護するために、手元の経済を国民に投げつけたのだ。頭を下げて献上したようには見えない。
 もっともこの国の国民は経済なのだ。ヒトの皮を被った経済どもが、いっぱしの風を装っているのだ。だから国民(経済)のための政府が、国民(経済)主体のための政治を行えば、すなわち民主国家の誕生なのだ。
 
 国民(ニンゲン)のための民主政治は幻想だったのか。
 もしかしたらとは思っていたが、ここまでヒドいとは思わなかった。
 
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 そのようなわけで昨今、僕は弟子に「そろそろお前、反政府勢力としてのレジスタンスを組織しちゃえYO!」とけしかけている。
 僕はラケンローなアナーキストではあるが、逮捕はされたくない。
 政治犯になるのもイヤだし、テロリストとして指名手配されるなんていうのもできる限り避けたい。
 せっかくのんびりぼんやりライフを満喫しているのだ。このままのんびりぼんやり暮らして孤独死を迎えたい。
 そういうつもりで今まで(口先ばかりの)努力をしてきたのではなかったか。苦労を耐えてきたのではなかったか。
 ここにきて反政府勢力なんてものを僕が組織してしまったら、捕まっちゃうじゃないか。猫なのに。
 こうなったら精神鑑定に持ち込む方向でアタマオカシイふりをして今からヘンテコ日記を書き連ねるしかないのか(すでにアタマオカシイ日記を書いているだろうというご指摘については納得致しかねます)。
 
 この諸々の矛盾を解決すべく、もっとも手っ取り早く、適切で、即効性があり、そのうえ僕の手を汚さずに済むのが「弟子に反政府勢力を組織させてそれを傍観する」というスタイルだ(ヒドイ)。
 
 無論、弟子には弟子の人生があり、人生の夢だとか目標だとか希望だとかもある(らしい)。
 退廃的な僕と違い、健全で前向きで明るく意欲に満ちた中年である(いちおう彼も40代なので)。
 婚活では失敗ばかりで、せっかく連絡先を交換したのになぜかガールが音信不通になったり、急速冷却したガールの放射冷却によって震えることかれこれ2回にものぼる(婚活パーティの挑戦回数や掛けた金額については質問しない方がいいぞ! いかんせんあの市場もまたヒトを経済として見ているらしいからな)彼ですが、しかしまだ希望を捨てたわけではないそうで。
「日本は民主主義ですよ法治国家ですよ安心して大丈夫ですよだから僕を利用するのは辞めてください」とにべもなく断られた(もっと自暴自棄になれよ!)(まさかの暴言についてこの場をお借りしてお詫び申し上げます)。
 
 しかし僕には友達もいないし、組織力もない、恋人は27人いるものの構成員に使うわけにはいかない(断固拒否する)。カリスマ性もないし、SNSもやっていない。ただのラケンローでアナーキィな猫だ。レジスタンスを組織するなんて無理だ。
 
<むん!>
 
 だから使い魔よろしく反政府勢力を組織させようと思って(特高が我が家に乗り込んでくる危険も顧みず)携帯電話でけしかけているのだが、毎回とりつく島がない。
 あれか、海なし県か。
 太平洋でも島ならあるが、海なし県には島などない。作りようもない。そもそも島は海にできるのだ。だから海なし県には島がない。
 薄情なやつを見つけたら「あいつは海なし県だ」というのが10年もすればスタンダードになり、流行語大賞を受賞するだろう(嘘を吐くな)。
 
 それにしてもである。
 
 反政府勢力を組織するのが弟子にもできないなら(そもそも僕にはできない)、かくなる上は疫病騒ぎが収まるのを待って亡命するしかない。
 レッツ独立独歩!
 財産差し押さえられちゃうんだろうなぁ……。税金なくなるならいいかぁ。
 でも自分の身の代のために税金を払っているのだとしたら、今のままでもいいのかなぁ。
 
 
 
 
 
 
 

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::このように言う「難民」たちを、だから社会主義の国では経済が破綻するのだとして一刀両断するのは簡単である。確かに、昨今とみに表面に出てきたという感じの社会主義体制下の国々の経済の破綻は、まさにこの種の怠慢に原因のひとつが求められるのだから。
 しかし、人間性に少しばかり醒めた視線を向けるならば、これがけっして社会主義国にかぎった現象ではないことに気づくはずである。人間ならば誰でも心の奥にひそませている、性向の一つであることに気づくはずなのだ。
 
 
 

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[出典]
~ List of Cite ~
文頭文末の引用は、
「フランス革命二百年・自由」From「再び男たちへ」
(著作:塩野 七生 / 発行:文春文庫)
によりました。
 
 
 
 
 

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[NEXUS]
~ Junction Box ~
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[Engineer]
  :青猫α:黒猫:赤猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Chaos-Diary-Ecology-Kidding-Link-Mechanics-Memory-Stand_Alone-Style-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Convertor-Generator-Reactor-Resistor-Transistor-
 
[Object]
  -Camouflage-Human-Koban-Memory-
 
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[Cat-Ego-Lies]
  :夢見の猫の額の奥に:Webストリートを見おろして:
 
 
 
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