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// TimeLine:<2020-12-03>
// NOTE:新しいMacとそれにまつわる話。新しいテキストエディタについて。
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TITLE:
201203 新しいMacが届いてから。

Written by 工場長

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//[Body]
* [新しいMac]
 およそ一週間前、新しいMacが届いた。
 基本的に、開封したばかりのMacは20代の女の子のような(だいたいの人は「ちがう」というが)めっちゃいい匂いがする。
 この匂いの香水(パーツクリーナでもいいし、マシンオイルでもいい)が欲しいくらいだ。
 ついついくんくんと匂いを嗅いでしまう。

 箱を開けてから「あれオイラ、MacBookAir頼んでないですよ?」と思うが、今のMacBookはこの程度には薄いらしい。
 僕の知っているのは、だいたい2倍は厚みがあった。
 USB-C 端子2つ以外、外部にアクセスするポートが存在しないのはちょっと面白い。

 性能は予想した程度のもの。
 起動に関していえば、MacProの方が早かった(OSの世代が、そもそも違うが)。
 購入したモデルは、M1と呼ばれるチップセットのMacBookPro。最小構成。
 どうやらメモリの換装は、あとからは不可能らしい。ということを後から知る。後の祭りである。

 もっともノートPCに高度なスペックなんて求めていない。
 グラフィックエンコーディング能力がどうだとかより、バッテリィの耐久性の方が大事だ。
 ただ、キーボードを英語(米国)版で注文するつもりが、間違えて英語(英国)で注文してしまった。
 届いてから(なんかちょっとちがーう) と思ったものの、気にせず使っている。
 もともと日本語キーボードが得意ではない。
「〜」がキーボードにないと、少々落ち着かないというのもあるし、「英字」「かな」キーに必要性を感じたことがあまりない。
(Windowsの場合「半角/全角」キーはトグルであるのに対して、Macはバカの子みたいに、単一機能のキーである)
 キー配列もQWERTYを使わないので、正直なところキーボードにプリントされている文字や記号は、キーのアドレスを示しているだけである。たとえば「O」のキーをタイプすると「R」になるし、「D」のキーは「E」が出力される。
 パスワードを盗み見られても、このキーボードから思った入力をするのは大変である。
(まぁ、キーボードを外付けすればいいし、リモートアクセスしてしまえば配列は関係ないけれど)

 画面の大きさより、キーボードのタイピングのしやすさの方が大事だ。

 ハードウェアとしては、単一のIDを共有する Apple 社製デバイスとの連携が優れている。
 どちらかで Wi-fi にアクセスすれば、その情報をほかのデバイスでもすぐに使えるようになる。
 iPhoneにショートメールが届いたとき、MacBookを開いていると、そちらからSMSを返信できる。
(これくらいは、僕の使っていたOSの世代でもできたが、気持ち悪いのであまり使わなかった)

* [有能な辞書機能とバカチンIME]
 Macの辞書機能(ユーザ辞書ではなく、テキストリーディング用辞書機能)は、僕の使っていた頃のOSより格段に向上している。
 入力/閲覧している文章から、シームレスに辞書を開くことができる。
 単語の上にカーソルを運んで、トラックパッドを押し込むとカーソル上の単語が自動で選択され(ここまでは従前のテキストの上でのダブルクリックと同じことであるが)その単語に関する辞書がポップアップする。
 ちなみにトラックパッドはカーソルを運ぶための0圧から、クリック状態になる1圧、ダブルクリック状態になる2圧まで、自然な力加減で操作できる(辞書がポップアップするのはダブルクリックのとき)。トラックパッドの上で二度も三度もタップする必要はないからマウスより快適に感じる。
 辞書アプリは各種辞書から Wikipedia までを単一ウィンドウで開くし、Siri さん(僕は彼女のことをあまり信用していないが)の各種サゼッションも的確だ。
 実は昔、これと同じような動作をするマクロをマウスや補助キーボードに仕込んでいた。
 辞書を開くのではなく、ブラウザで検索させる動作だったが、かなり重宝した。
 なぜといって(当たり前かもしれないが)ブラウザで検索するのは、圧倒的に画像よりもテキストで、未入力の文を検索したいときもあるが、今読んでいる文書の単語を調べたいときもかなりの頻度で存在するからだ。

 ためにテキストを入力するのには ── 無駄に高価な機材であることは確かだが ── すぐれた機械である。

 ただし、MacOS(およびiOS)のIMEが「バカチン」なせいで ── 「Dvorak配列」があって「ローマ字日本語入力」があるのに、ローマ字入力時はDvorak配列ではない。
 こんなことならWindowsを使っている方が全然いいじゃないか。それにこの問題は、ずいぶん前から日本のDvorakユーザに指摘されている。もちろんもちろん、その数は目をかけてやる価値もないほど少数なのだろうけれど。

 仕方がないので、互換しなくなったATOKを新規に契約する。
 個人向けにはサブスクリプション版しかないらしい(地獄に落ちろ)。

 ATOKを使っているとiPhoneで作った辞書は共有できない(iOSのバカチンIME辞書とは同期しない)ので、これは諦めるしかない。
 しかしそもそも純正IMEでDvorak配列のローマ字入力さえできるなら、ATOKは不要だし、iPhone での日本語入力も(ハードウェアキーボードを使うなら)楽だし、何の苦労もないのだ。バカチンめ! バカチンめ!

 とはいえ、安心して日本語入力ができる。

 IME関連の愚痴はこのくらいだろうか。

* [Evernote の代替アプリケーション「x3Note」]
 アプリケーション関連だと、Evernoteが致命的に「やらかしてしまった」らしく、いずれのデバイスでも閲覧さえままならない。
まともに使えるものではなくなってしまった。
 使っている人はもう知っているだろうし、知らない人は知る必要もない。
 ソースをすべて書き直したらしいが、マルチエディタに過剰な機能を次々投入する必要なんてあるだろうか。
 そんなに暇なら社員をリストラすればいいのだ。
 バカチンめ! バカチンめ!

 僕はテキスト入力しかしないのだから、MacOS純正のメモで十分な気がしている。
 過去のデータは残念だけれどそのまま放置だ。
 ひながた ── あろうことか僕の文書には、ひながたフォーマットが(当然だが)存在する ── だけあればいい。
 ただし階層管理機能がないのは困る。
 そのようなわけで、エディタを探していたのだが、なかなかいい感じのものが見つからない。
(「ノート」「ノートパッド」などのキーワードからヒットしたアプリーケーションのうち、めぼしいものを片っ端から試したが、どれも気に入らなかった)

 最終的に「x3Note」というアプリケーションに行き着いた。
「Audio/Video/Location」のクリップを保存する必要がなければ、有料アカウントをとる必要もない。
 最初の段階で、保存先をiCloudかローカルストレージか選べる。
 現行バージョンは日本語対応していないしフォントも選べないが、日本語入力はできるし、試しているうちにだいたいの機能は(英語がろくに理解できない僕でも)分かった。
 文書内に段落マーカを設定できて、一行に折りたたんだり、同一文書内や他文書に移動したりできる。
 タグ機能もあるし、チェックリストや日付を基準にした機能もあるから、リマインダやスケジュール管理もできるだろう。
(手帳機能なら、他を当たった方がもっといいものもありそうだけれど)

 webから各メディアのクリップもできて、これは「Ideas」という編集不可レコードとして保存される。
 十分だ。

* [移行作業に惑う]
 MacProから移行しようと考えていたほとんどのソフトは ── ATOKすら ── 使えなくなっていた。
 Firefoxのプロファイルだけ抜き出して、移行する。

 データ用HDDのうち1TBのものは、900GBほど使ってしまっているので、TimeMachineに使っていたバックアップ用HDD(4TB)に移行しようとして思い出す。
 このHDDは故障して、使えなくなったのだ。
 調べてみたら、クリーニングしても1TBが「使用済み」になっている。
 おそらく中の円盤が死んでしまったのだろう。
 しかしほかにまともなHDDがないので、とりあえず3TBになったHDDに移行しようとするが、予想通りというかなんというか(3TBに損傷はなさそうなのだが)MacPro側では複製操作の途中で止まってしまう。

 しかしほかにHDD外付けドライブなんてないし、データはOS9の頃からのものも大切に残している。
 TimeMachineはとうの昔に使えなくなっているからバックアップもない。
 ── TimeMachineに使っていた、壊れかけのHDDを複製先にしているのは自分でもどうかと思うが、引っ越し荷物の中からHDDを発掘するのも骨が折れる。

 仕方なくNAS用の外付けケースを探すが、なかなか思ったものがない。値段も高い。
 USB端子がルータについていたから、これは外付けドライブを認識するのかと思い、試してみたがどうにもならない。
 調べてみたら(ソフトバンク光の純正ルータには)そんな機能はないらしい。

 LAN経由でNASドライブを構築するか、USB経由させるためにルータも含めて構築するか、しばし悩んだ。
 
 RAID機能付きのケースで4つはHDDを搭載したい。
 NAS対応(LANケーブル接続)モデルはだいたい5万円くらいするが、USBは半分以下、1/3くらいの価格のものもある。
 差額でルータとHDDを新調しても十分だろう(どのみちパーソナルユースだし)。

 総合的には、ルータごと買い換えて問題ないだろうという結論に至って、密林で買う。

 届いたケースにHDDを搭載し、ようやく複製に成功した。
 Cubeから移行の時もそうだったが、新しいマシンは古いシステムをオーバライドできるようだ。

 ただしルータがまだ到着しないので、有線接続するしかない。





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