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// TimeLine:20200505
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TITLE:
200505
Written by Bluecat
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::渡がモテる理由がなんとなくわかった。
::おうよ、好きなコたくさん。
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//[Body]
0730起床。
昼まで眠る気にならなかったのは、燃えるゴミのせい。
あと、
昨晩は0200頃には眠くなって眠ってしまった。
寝室が遠い。
この家は、台所も玄関も寝室も遠い。
お風呂とトイレが中心にあるかのような動線。
(実際、アクセスルートが多い)
それ自体に文句はないが、台所が遠いのは非常に面倒である。
壁を打ち抜いてひとつながりの部屋にしてやろうかと、真剣に悩むことがある。
ゴミを出してから、庭の草を眺める。
叔母は花の好きな人で、そのかわり、たんぽぽなどは容赦なく雑草扱いした。
表の庭の花壇は、ざっと草を取るだけで様々な、名も知らぬ花が咲き、その様は絢爛で可憐で、花など知らない僕でも、思わず目を留め足を止めてしまう。
その一方で裏庭のお稲荷様は荒れ果て、両脇を固める木の枝は、何かの病に罹っているらしく、縮れて変色しているし、椿の葉には艶がなく、花開くことのないまますべての蕾が枯れている。
多くの人はきっと、そんなふうに、己の闇に滅ぼされてしまうのだろう。
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恋に落ちた。
以前でこそ引く手アマタであったが(諸般の事情により)恋愛自粛歴数年のワタクシである。
(お風呂の誘いに乗ったりするがな)
人間不信の道を歩むことに決したワタクシである。
なので恋に落ちた翌日、またアパートに篭った。
経験上、恋に落ちたときに大事なことは2つしかない。
冷静にならないことと、アタマを使うこと。
ただまぁ今回は相手が二次元だし、死んでいる(ストーリィ開始時点では生きているが、完結した時には死んでいる)ので、熱量を適切にコントロールしながら、ぽぉ〜っとしている。
夢なんて記憶していないのに、夢の中で反芻してぽ〜っとしていたなぁ、と思う。
余韻が、思考に残っている。
夢の中でも、人に顔がないことが多い。
いかんせん思い出せないのである。
声も顔も分からないまま、僕は個体を識別する。
識別して、ぽ〜っとして、寝起きは余韻に浸ってしまう。
ムダに早起きをしてしまったのは、そのせいである。
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死ぬヒロインを持ち出すのはズルい、と僕は思う。
それはストーリィテリング上の、不問律として、ズルだと僕は思ってしまう。
非難しているのではない、単に、印象付けの手法として強烈だから、強く印象付けられてしまうその作用をして、ズルいと思うのだ。
無論、若ければその先、もっと色々な物語によってその印象は薄れてゆくだろうし、齢を重ねれば、僕より醒めた視点で作品を批判したりもできるだろう。
僕はシンプルに、物語の世界と登場人物に心を寄せて、そのフィクションを体感して、それをひとつの現実のように自分の中の体験とすることができるから、だから単純に、僕は登場人物に恋をする。
しかもそのヒロインは、2巻あたりで「明らかに死ぬ」予感をさせる。
だから余計に、そんなはずはないと祈るように読んでしまう。
当たり前だ、その破天荒な美少女はヒロインなのだから。
そして死んでしまう。
死によって閉じてしまった悲恋の環には、もう誰も入ることができない。
迷い込んでいたものは、出ることができない。
だからズルいと言っているのだ。
忘れられないような方法で物事を失うことはある種の暴力ですらある。
深傷は血を流し、強く脈打つ。
その痛み、その脈動。
喪失されたもののありようを、刻みつける。
そのうえ彼女は「忘れないでね」と言ってくるのである。
その残酷さ。
女の子なんて星の数ほどおるけん、私のことなんかはよ忘れや。
と言わない残酷さ。言わせない冷酷さ。
ヒリヒリするほどの、切望。
その痛みにアテられたので、アパートに篭ったのだ。
猫が心配だから1泊で戻ってきたが。
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潔癖症の僕には、恋をしながら、誰かを憎むことができない。
誰かを大切に思いながら、誰かを貶めることができない。
だからこそ、誰かを憎むときは徹底して、世界を焼き払う憎悪によって日々起きたり寝たり昼寝したりするのである(寝てばっかりじゃねーか)。
恋なんかしたら終わりである。
憎悪をもって世界に呪いを蔓延させる怒れる魂としては、完全なる堕落である。
地獄の世界に帰れなくなってしまう。
(デビルマンか)
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ゴミ捨てのあと、庭の謎柑橘の木の枝を落とす。
花の蕾から、切り落とした枝の断面から、柑橘系の、優しく、目覚めるような、鮮やかな香りがする。
ノコギリと、枝切り鋏を振り回して、汗にまみれる。
(長袖のジャンプスーツに、タオルを頭に巻いて、防塵メガネとマスクと軍手をしているから、当然なのではあるが)
お稲荷様の、両袖の木も、枝を落とす。
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僕が20年以上連れ添ったポインセチアを見殺しにし「あなたの持ってきたあの鉢植え、枯れて邪魔だからなんとかなさい」と吐き捨てたのも叔母である。
師匠にもらって、師匠が姿を消してのちも、ときに大事に、ときに放置して、僕が眠り続けた日々さえも共に乗り越えてきた、ポインセチアを。
もちろん僕は勝手に持ってきただけだ。育ててくれとも頼んでいない。それがどんなに大事なものだったかも説明してしない。
ぱっと見て、目を引くようなところなど何もない、みすぼらしい老木の鉢植えだった。
身勝手な理由で、人は生き物を殺す。
人を愛するのも、身勝手な理由だ。
己の闇が身を滅ぼすといっても、最初から闇に順応している僕のようなイキモノもいる。
だから妹にひどい仕打ちをしたことも含め、僕は死してなお叔母を許さないつもりなのだが。
僕の気質はこの通り、どんな怒りも憎しみも、半年足らずで気化してしまうようだ。
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メザシを焼いて昼ごはんにする。
メザシ焼きの道は、奥深いのである。
僕は今、恋をしていて。
結局まだ、ぽ〜っとしている。
// ----- >>* Escort Division *<< //
::だって彼女は渡が好きなんだよ。僕を好きになるハズないよ。
::そんなのカンケーねえじゃん。
心魅かれるコに好きな人がいるのは当然。
恋をしてるからそのコは輝くんだもん。
だから人は ── 理不尽に恋に落ちるんだ。
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[出典]
~ List of Cite ~
文頭文末の引用は、
「第3話 黒猫」(p.129-131)
From
「四月は君の嘘 第1巻」(著作:新川 直司 / 発行:講談社)
によりました。
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[NEXUS]
~ Junction Box ~
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
-黒猫-/-BlueCat-
[InterMethod]
-Blood-Color-Diary-Eternal-Love-Recollect-Season-Stand_Alone-
[Module]
-Convertor-Generator-Reactor-Transistor-
[Object]
-Book-Memory-
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[Cat-Ego-Lies]
-衛星軌道でランデヴー-:-いのちあるものたち-:-ひなたぼっこ-
//EOF
