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// TimeLine:20191212
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TITLE:
三角系から面積を有します。
SUBTITLE:
~ Triangle little star. ~
Written by 青猫α

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//[Body]
 
 
星と星とを繋いで結んで
糸は途切れて人は迷って
流れ落ちても無重力
するりするりすり抜けてゆくよ幾光年

行きつ戻りつの夢物語は
遠く遠くに時々見えても
一人ひとりでひとたびひらりと
囲い過去見てゆるりと飛び交うの

キミのバランス平行棒から
ふわりふらりと肩より偏り
ボクのバランス床の上から
爪先立ちしてくるりと跳んでも
 
みるみる見る間に次の金平糖
黄黒ロープで囲って結んで
太陽風にも捕まらないまま
果ての果てしない場所へたどり着く

 

 
夜のむこうで朝にはなるけど
朝は無効で真っ暗闇
星と星とを繋いで結んで
結び目からほどけてゆく物語

寄せて返して貸して課しても
夢の中ではゆらりとつかめず
ひとり一人で火取り集めても
暗いくらいはむしろ心地よい

キミのヒトミの真っ暗闇から
トゲトゲしっぽの悪魔が出てきて
ボクの手のひらで伸びてみたなら
夜空を眺めて昼寝をしちゃうよ

くるくる来るなら白い雪の中
ふるふる降るなら黒い夜の中
すりすりするならキミの指の先
ねむねむ眠れる暗い朝の中で
 
 
 
重力井戸の底にまで降りて
汲んだ水を花壇に撒いて
いちばん星のまたたきを変えて
君のあこがれ刹那の白昼夢
 
ふわり積もった星屑も
ゆるくゆるく結び合った六角形
二人ふたりでふたたびふらりと
昨日見た夢ぽつりと語らうの
 
君の寝息は遠くゆらめく
聞こえるくらいの消え入る波から
僕のささやき遠くかすんで
闇の速さで夢に忍び込む
 
行きつ戻りつのうつつの世界は
近く近くにさわがしくても
二人ふたりでふたたびふらりと
見ない未来をゆるりと飛び交うの
 
 
 
 
 
 
 

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~ Junction Box ~
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  -Cat-Memory-Night-
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// NOTE:
 クリスマスであったことを、24日の夕刻、妹から届いたメールで知りました。
 年々、日ごと、ものごとがどうでもよくなってしまって、無力で無気力な自分に閉口してしまいます。
 並行しているどこかの僕は、お元気でしょうか。と、そんな気持ちにすらなってしまいます。
 この街はとても冬が寒くて、そして人々は山から吹き降りる風のように乾燥しています。
 きっと乾かしてしまうのでしょう。パサパサしています。パサパサです。
 それでも、もしも神様がいるなら、僕は少しだけお礼を言っておきたい。
 ただなかなかそれっぽいものを見ることがないので、いつも言いそびれてしまうのです。
 神様、今までありがとう。来年もよろしくね。
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