170329
同僚の話や介護の話、新しい食器や調理器具の話、ガールフレンドや僕の遺伝性高脂血症と悪玉コレステロールの数値の変化についてなど、語りたいことはいくらでもあるのだけれどいかんせん僕には時間がない。
喩えるならば天竺を目指す玄蔵法師のように、あるいは60代前半で年金を貰うより早くこの世を去る私の血族のように、あるいは花束を貰うより早く知性を失ってゆくアルジャーノンのように。
そんな僕が本日、この場を借りて申し上げたいのは、このところ、僕がほぼ毎日(といってもたかだか3日ほどのことであるが)ステーキを食べており、しかもほぼ毎日(といってもたかだか3日ほどのことであるが)ステーキを焼いており、そしておそらくは明日も僕はステーキ肉を買って焼いて食べるであろうという事実についてである。
実にこの瞬間も、僕はステーキ肉を咀嚼しながら書いているのである。
しかも、和牛、とか、霜降り、とか、そういうのではない。
アメリカンビーフ。できればブロックのロース、なければモモ肉。厚みは30mm程度もしくはそれ以上。重量は300g以上。
カタマリ肉の筋に、ハサミを入れる。
室温に戻して、適切な重量の塩を振り、フライパンで焼く。
フランベとかめんどくせぇ真似はしない。
ラムならあるが、めんどくせぇ真似はしない。
とにかく、肉を上手に、つまるところ美味く焼くことが今の僕にはすべてなのである。
そのステーキ肉を焼く練習をかれこれ3日は続けている。
明日も焼けば4日(もしかしたら5日)連続である。
