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//TimeLine:20170106
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TITLE:
チーズのピッツァにひと工夫。
SUBTITLE:
~ Other way? ~
Written by 黒猫


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::「オチアイ、人生は短いんだぜ。楽しまなきゃ損じゃないか」




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170106

 寒い。
 昨日などは、ふつうに雪がちらついていた。

 街に降りてきて、会社のそばにある陶器の商店を覗く。
 なんでも6月に閉店するとかで、全品半額セールをしている。
 実に、7桁の商品なども取り扱っているような、陶器だらけの店である。

 そこにあった清水焼の酒器セットで日本酒を飲んでいる。
 定価は2万円近くだったが、その店で、いちばん目についたものだった。

 いたずらに陶芸など習ったのが悪いのである。
 まるっとしたコノハズクのような徳利の愛らしい造形、アイボリーをベースにしたグリーンとグレイの釉薬の風景はもちろん、器の薄さから見てもよい器だと思い購入した。
 釉に幾分の泡立ちが見えるのが残念といえば残念だけれど、なにぶんにも半額である。こちらも片目をつむって購入しようではないか。

 しかしそのまるっとした徳利はふたつ、おなじく丸みを帯びたシンプルな猪口は5つ。 半分にしようもないセットであり、しかも徳利がふたつの酒器セットというのもめずらしいといえばめずらしい。
 おそらく、私のようなドジな人間のために、徳利にも予備を、という発想で生まれたのかもしれない。

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 4種のチーズのピッツァ(クアトロ・フォルマッジ)が安売りしていたので買う。
 黒胡椒が添付されていたのだけれど、個人的にはもうひと味ほしいところ。

 チーズ+黒胡椒。
 ご存じの方も多いかもしれない、そこにプラスすべきはハチミツである。

 試しに、軽くトーストしたパンの上にチーズ(適当に切ったカマンベールなどもよい)を載せて、さらに軽く焦げ目がつくまでトースト。
 焼き上がりにハチミツと黒胡椒をかけて伸ばして食べれば、僕の言っていることが分かると思う。

「甘い+辛い+しょっぱい=無敵」というのは、きんぴらゴボウなどの和風レシピにも見られる、オーソドックスな王道である。

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 僕に陶芸を教えた師は、昨年5月、他界した。
 どんなに見た目のよい陶器でも、本当に技術の要るのはただただ薄く作ることなのだと、教えてくれたのは彼である。

 器などで酒の味が良くなることはない、と思う人もいるだろう。僕もそう思う。

 そして実に舌触りの悪い器や分厚い陶器、味気ないガラスコップで味わう酒は、最終的にそこにある本来の味を、舌触りを、濁すのではある。

 味の変わらない酒器をつくることは、そのくらい、むつかしいことなのだと僕は思う。
 なるほど、そんなことを知らないのもひとつのヨロコビだろう。
 ならば、そんなことを知るのもひとつのヨロコビではないだろうか。

 県庁所在地なのに、この街の目抜き通りには、シャッタを下ろしたままの店も少なからずある。
 あの店の老夫婦も、同様の道を選んだのだろう。








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[出典]
~ List of Cite ~
 引用は、
「イタリア人の人生観」From「落合シェフの美味しすぎるイタリア料理」(p.92)
(著作:落合 務 / 発行:KKベストセラーズ)
 によりました。




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