いつか。
 いつの日か、
 記憶は僕を殺す。

 いつか。
 いつの日にか、
 記憶が僕を殺す。

 ずっと彼がそれを望んできたように。
 そして幾度となく僕が、彼を殺して殺して、殺し続けてきたように。