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破壊点:
物体に加えられる外力とそれに抗する応力との釣り合いが破れ,物体が大きく変化して破壊されるその極限の点。

質量:
物体に固有な力学的基本量。慣性の大きさを表す量として定義される慣性質量と,物体にはたらく重力の大きさが基準物体(例えばキログラム原器)にはたらく重力の何倍であるかによって定義される重力質量とがある。両者が比例することはエートベッシュによって実験的に確かめられているが,一般相対性理論では,両者が等価であるとされる。また,特殊相対性理論によれば,慣性質量は物体の速さが大きくなれば増加し,質量はエネルギーの一形態であると見なされる。単位は SI ではkg,CGS 単位系ではg。

運動の法則:
物体の運動を説明する基本的な法則。普通は古典力学の基礎であるニュートンの運動の三法則をさす。(1)第一法則(慣性の法則)静止または等速直線運動をする物体は力が作用しないかぎりその状態を保つ。(2)第二法則(ニュートンの運動方程式)物体に外力がはたらくとその方向に,力に比例し質量に反比例した加速度を生ずる。(3)第三法則(作用反作用の法則)物体が他の物体に力を及ぼすとき,相手の物体は同一直線上にあって大きさが等しい逆向きの力をはたらき返す。

連続体の概念(wikipedia - 「連続体力学」より抜粋):
現実の物質は内部に微小構造を持ち、空虚な空間を含み、連続ではない。また微視的な視点からはエネルギーやモーメントのような物理量のゆらぎも許容している。しかしながら研究対象となる物理的現象によっては、こうした微視的な不連続性、不確実性を考慮する必要はなく、巨視的な視点で論じることが可能である。この時物質は連続体と理想化される。連続体は、物質の巨視的な性質を保持した質点の集合体であり、質点は物質の存在する空間内に連続的に、密に分布している。そのため連続体内部の特性は空間的に連続であり、微分方程式を用いて把握することが可能になる。連続体は無限小の要素にまで分解可能であり、その特性はサイズによって変わることはない。
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 特定のものを動かす。
 このとき、対象の質量が大きければ、必要とされる力もまた大きくなる。
 小さなものは小さな力でも動かせるが、大きなものは小さな力では動かせず、大きな力で動かすことができる。

 外力によって物体の運動を変化させる場合、作用する力が時間的に急激に加えられ、加速度がクリティカルを超えると、物体は破壊される。

 たとえば、お皿の上の豆腐を、そっと手のひらで全体的に押す場合。
 必要十分にゆっくりであれば、豆腐は原型を保つ。一方、必要充分な加速で押せば、豆腐は破壊される。
 局所的に力が加われば、やはり破壊される。
 アイスピックの先端で豆腐を移動することは、とてもむつかしい。

 大きなものを破壊することなく動かすには、力を少しずつ、全体に加えるのが適切である。
 最初の速度が小さいほど、かつ、加速度が小さいほど、破壊を避けることが容易になる。
 つまり接触時点での速度が十分に大きく、加速度も十分に大きいとき、必然的に物体は運動を変化することなく、破壊される。
 たとえば銃弾を手で投げつけても、死ぬ人はほとんどいない。
 歩行速度で自動車に衝突しても、死ぬ人はほとんどいない。
 一方で、相対的に充分な速度と加速度を持つ豆腐の角に当たって、人は死ぬだろう。
(豆腐程度の剛性の物体をそこまで加速することがちょっとした技術ではある)

 これは物体に限らず、人間の作る組織や、個々人の人間関係、さらには個々人の価値観を含めた人格形成にも当てはまるように思える。