転生したらカシオスだった★【最終章】です。
今回は、シビアな内容となる為イラストは無しです。
文章を読んで楽しんでいただけたら幸いです。
読んだ事が無い方は、1話からお読みください。
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転生したらカシオスだった★
19話【聖戦の前夜】
地上の平和を守る象徴たる女神。アテナ(城戸沙織)は拐われた。
首謀者は3人。
冥界の王ハーデス、眠りを司る神ヒュプノス、死を司る神タナトスである。
十二宮でアテナを守護する12宮の黄金聖闘士達は、成す術もなく、アテナを捕縛した首謀者3人の逃亡を許す事になった。
冥界の王ハーデスの目的は、グレイテストエクリプス(太陽系の惑星を1列に並べ、地球を太陽の光から遠ざけ、地上を日の光の当たらない暗黒の世界にするのが目的である。)
黄金聖闘士達は、地上の平和とアテナ救出の為、ハーデスの拠点と呼ばれる冥界へと向う決意をする。
【本編】
アテナ神殿に集まる黄金聖闘士、その中で前聖戦の生き残りである天秤座 ライブラの童虎は、冥王ハーデスの目的、グレイテストエクリプスについて話す。
「皆、心して聴くのじゃ!! 冥界に行くためには、第八感エイトセンシズ!!すなわち、阿頼耶識に目覚めばならん!! 歴戦をくぐりぬけた黄金の皆ならば、必ず阿頼耶識に目覚めるはずじゃ。」
童虎は、黄金聖闘士達を鼓舞する。
「すまぬ、ワタシからも言わせてくれ、、、」
サガは、立ち上がり黄金聖闘士達に語り始めた。
ーーサガ、、、
黄金聖闘士達の中に、カシオス(オジマさん)も混ざり話を聞いている。
オジマさんは、聖闘士星矢の登場人物の中では「サガか、サガ以外です」と語る程、サガを愛いしているのだ。
カシオスの瞳には、サガしか映っていない。
カシオスの隣に、白銀聖闘士シャイナも居た。
シャイナは、カシオスがサガ達と共に海域から生還して戻った知らせを聞き、一目散に駆けつけたのだ。
シャイナは、カシオスに会いたかったのだ。
シャイナにとって、カシオスは幼い頃から手塩に育てて育て、""転生カシオスの 聖闘士星矢の世界線""では、ギリシャで天馬星座の聖衣をかけた星矢との激戦で、見事に勝利を収めている。
しかし、ギリシャの闘い天馬星座をかけた闘い終え
教皇となっていたサガと親密関係を深め、
さらに、暗黒聖闘士達との死闘。
そして、アテナ(城戸沙織)から見初められ、個室での密会。
さらに、海域でのポセイドン達との激戦に、自ら参戦。
この間、カシオスとシャイナは、約一ヶ月対話が無かったのだ。
シャイナの中では、数年間手塩にかけた、何の取り柄の無かった弟子が、急成長を遂げ、確実に自分から離れて行くのを感じていた。
サガが、皆に話しかける中、シャイナの心中にカシオスだけが居た。
ーーカシオス、、、あんた。成長していく姿は誇らしいよ、、、でもね、アンタは、アタシの弟子なんだよ?時々は、頼ってくれても良いんだよ!!
シャイナは、画面をしており素顔は周りからは見えないが、明らかにその表情は曇っているのが、シャイナ自身には自覚があった。
ーー話を聞く所によれば、海皇ポセイドンを倒したそうじゃないか、、、(それも、力技の両肩脱臼で!!)もう、アンタの力は、神を超えるモノになっちまったのかい?、、、少しずつ、アンタはアタシを離れていくんだね、、、でも、この闘いだけは、アンタの傍を離れないからね!!
シャイナは、並々ならぬ決意があった。
「この闘いは、243年前に行なわれた、、、聖域の聖闘士(セイント)と冥界の冥闘士(スペクター)の、お互いの意地をかけた全面戦争!! いわば、聖戦だ。」
サガは語りかける。
「知っての通り、243年前からの聖戦で現時点の生き残りは、ここにおられる天秤座 ライブラの童虎一人だ。今回の闘いは、すでに、死を司る神タナトス、眠りを司る神ヒュプノスが前線に立ち、我等の包囲網を抜け、アテナを連れさらった、、、」
平和の象徴である女神、総大将とも言えるアテナが拐われた事を聞き、動揺する者もいる。
「今までに無い程、過酷な者になるだろう、、、サイアク、、、生き残りがいないかも知れない。」
「皆、冥界への決戦は、今夜では無く、、、明日の正午とする!! 」
サガは、夜襲では無く、あえて正午と言った事に周囲はざわめく。
「騒ぐなァ!! セイント共ッ!! 戦う前から、浮き足だってどうする?! 最後まで話を聞いてから、質問をするのが筋じゃないのか? 」
サガの話の途中で、ざわめく聖闘士達を黙らせるカノン。
「、、、続けてくれサガ。」
冷静に話すカミュ。どんな時でもクールなカミュは、何事にもどうじない。カミュの隣には、弟子のアイザックと氷河がいる。カミュからの訓練を""聖闘士星矢の世界より""長く続けた為、臨戦態勢として仕上がっている。
「うむ。これより、闘いに備え、、、最も大切な者に、会い、別れの挨拶を済ませてくれ。」
「無論、、、再び、戻って来ると誓いの約束でも構わない、、、誓いの約束を立てる事で、奮起出来るならそれも良し!! 明日の正午、、、聖域の白羊宮の前に集合とする!!」
サガの話が終わると、各聖闘士達は、自分の心中の最も大切なモノに挨拶をしに向う。
「紫龍よ、、、オマエには春麗がおる、地上で仲良く暮らす道もあるのだぞ?」
童虎は、その場に居た紫龍に訊ねる。
「老師!! この紫龍、仲間が戦う中、一人だけのうのうと、生きている訳にはいきません!!」
「ふっ、オマエは、とことん不器用な男よのぅ。」
童虎は、優しく笑い、アテナ神殿から地上を見渡すシオンの元へ向った。
冥界から、束の間の命を与えられたシオンは、今再び旅立とうとしていたのだ。
紫龍は、童虎とシオンの今ひとときの別れの時を邪魔しないように、童虎の背中を見送った。
20話【カシオスの正体】
サガは、カシオスを呼んだ。
「どうした?サガ、、、」
カシオスとシャイナは、サガの元へ向かった。
「カシオスよ、、、皆、各々の大切な者との別れ、また、再会の誓いを立てる為に各地へ向かった。カシオス、、、オマエ自身の大切な者との対面がまだじゃないのか??」
サガは、カシオスに話す。
「オレの女神は、シャイナさんだ!!ふしゅら ふしゅら〜〜」
カシオスは、今更のように""ふしゅら ふしゅら""と言い始めた。そう、オジマさんのカシオスらしさの話し方である。
「聖域での天馬星座の聖衣をかけた闘い、オマエは見事に星矢に打ち勝った。闘いとしては、見事だった、、、」
サガは言う。
「だが、その後、このサガ、、、いや教皇と対面し、語りかけるオマエの文言は、、、まるで、教皇のマスクの下に、サガの顔が隠されている事を前提に話かけているように感じた。」
知らない方は、2話/3話を読んでね
こちら 👈️をタップしてねトレミーが用意したヘリコプターで、グラード財団の経営する病院へと向かった。
ーーサガよ!! やはり、気づいてたのか······
カシオスは、胸騒ぎがした。
ーーここは、星矢が脱臼をした時に搬送した場所。今、何故グラード財団の病院に向かっているのか??オレの ""心から大切に思うモノ""とは?? 病院には、一体誰が待っているのだ?


