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カーペットパイソンのあれこれ、第三回目。

カーペットパイソンの飼育をして、ある程度知識も経験もついてきたので、他の飼育者の方と情報の並列化を図りたいと思っています。


ケージ。


正直これに関してはなんでも良いかと…保温出来て、ある程度大きさがあれば…。

なんていったらダメですか?


えー…ジャガーに関しては底面積を広く取るのが良いですね!

約90cmくらい!

と、言いたい所ですがハンドリングを頻繁にする場合は、正直ハンドリングで一日以上の消費カロリーが出るので、特に大きくする必要も無いかと。

ジャングルは流木等いれるとそこにずっと居ますが、いれる必要が必ずしもあるのかといわれると、観賞以外は特に意味はありません。

落ち着く等は関係ないですね。

広ければ広い程良いと言うのはまったくもってその通り。


次に床材ですが、これに関しては、バークチップの大きい物をお勧めします。

よく原理は知らないのですが、こいつら頭からチップ内に突っ込む場合があり、たいていケージの壁面でそのままグリグリとし始めます。

そうなると、目の細かいバークチップだとピットや目、口内を傷付ける恐れが有るので、大きすぎないかと言う位のバークチップが望ましいかと。

新聞紙等は湿気を含めばインクがにじみます。

新聞紙に使われるインクを調べて、本当にこれ大丈夫か?

と、疑問を持つべきかと。

ケージ内で餌をあげる場合はペットシーツ等の使用を避ける事をお勧めします。

ごく稀に誤飲する場合があるから…。

これに関しては色々と言われますが、ペットシーツを固定出来れば、問題は解決しますね。



続きまして、ヒーターに関してですが、ケージ1/3程度をヒーターがカバーしてれば問題は無いかと思います。

夏場は1/5程度でも構わないですし、クーラーで温度調整してるなら特に変更しなくてもいいかと。

冬場の場合は直接床に置かずに、床→段ボール→プレートヒーター→ケージの順にすると熱が逃げずに良い感じです。

更に爬虫類様ケージの場合は上が金網になってるものが多いので、この辺はサランラップに楊枝で穴を開けたやつでも使えば保温性は格段にあがります。

断熱材を使ってケージのガラス部分を覆うのも効果ありです。



この位でしょうか?

カーペット飼育してみて思うのは、大人になれば丈夫な子!

幼蛇の頃はちょい弱めという印象ですね。




これにて3項目におよぶ考察を終了。

今後は引き続き、細かな部分を気付いたらやっていきたいですね。










こそーっとグルっぽ作ってたりするので、気になったら参加してみて下さい(`・ω・´)

カーペットパイソンのあれこれ、第二回目。

カーペットパイソンの飼育をして、ある程度知識も経験もついてきたので、他の飼育者の方と情報の並列化を図りたいと思っています。



2、水分。

さて、水に関する考察ですが、2匹のカーペットパイソンを現行飼育していますが、この2匹は水に対してまるで反対の行動をとります。


ジャガーカーペットパイソンの方は水が大の苦手です。

飲む意外に水容れに近付く事は無く、脱皮前でも水容れには入りません。

逆にジャングルカーペットパイソンの方は頻繁に水の近くに行き、脱皮前と餌を食べた直後は水容れの中に浸かったままです。

この二匹の場合は住んでる場所の差だとは思います。

野性下にジャガーカーペットは居ませんが、元となったコースタルが居ます。

このコースタルはオーストラリア原産であり、非常に乾燥に強いのだと思われ、逆に高湿度を嫌う傾向が有るのでは無いかと。

ジャガーは基本ピュアコースタルとの掛け合わせをされる事がほとんどですが、ジャングルやイリヤンジャヤ等と掛け合わせた場合水にも浸かり、ある程度の乾燥にも強いとされる種が生まれる事が多い様です。(ハイブリッドの特性として両方の良いとこを受け継ぐ性質があるとされる)


因みにジャングルはよく水を飲んでいるが、ジャガーは気付かない時にこそーっと、微量飲む様です。

水分を必要とする脱皮時ジャガーは飲むだけでも脱皮不全はありませんでしたが、ジャングルは湿度不足で脱皮不全を起こしました。


まとめ

ジャングル、イリアンジャヤ(パプアン)等の樹上を生活の場にしているタイプは湿度、水分をある程度必要とし、コースタル等の乾燥地域に分布域を広げてる種は多少の水切れにも耐性はあるのかと。

ハイブリッドが多数存在するカーペット種にとっては親を何となくだけでも把握出来る要素になりえるのでは無いかと考える。


第二回目、水分についての考察を終了

第三回目、ケージについての考察に続く。

カーペットパイソンのあれこれ、第一回目。

カーペットパイソンの飼育をして、ある程度知識も経験もついてきたので、他の飼育者の方と情報の並列化を図りたいと思っています。


1、餌についての考察。

現行、私の家ではジャガーカーペットとジャングルカーペットの2匹を飼育して居ますが、その餌について書いて行きます。

ジャガーカーペットについては、マウスのみである程度成長させました。

大きくなるスピードは特に問題になるような所はありませんでした。

しかし、マウスのみを使用し続けたためか、どうもラットへの関心がありません…。

餌と認識してないわけでは無いらしく、チェーンなら食べると言う程度です。

それに比べ、ジャングルカーペットはマウスと早い段階でのラットを使用した事で、ラットへの抵抗は無く、食いつきはマウスと変化無しです。

初期パイソンが、ボールパイソンだったので最初はおっかなびっくりで給餌してたのですが、意外にいける…。

胴体と同程度の餌をあげる。

毎回、これを守っていましたし、給餌ペースもローペースの週1を心掛けていました。

しかしふとした時に気付くもので、給餌2日目ににょろにょろしてるジャガーカーペットの姿…。

もしやと思い、餌をあげてみたら食べる。

まぐれかと思い、再度2日目にあげてみると、食べる…。

量が足りないのだと思い、一匹追加で食べさせて様子を見てみると、3日目にはにょろにょろしていた…。

その頃から、週に一回のペースに疑問を持ちだす。

見て取れるほど成長が早くなる。

この事がきっかけになり、週に一回の給餌を廃止し、食べる時に食べさせる様にした。

そしてある程度大きくなってから、マウスを3匹も4匹も飲み込むため、正直給餌が面倒になりはじめ、いきなりラットSに変更してみる。

胴体よりも明らかに太いものの、すんなり飲み込み、吐き戻しもなかった。

これについては後に飼育開始したジャングルも同等。

まとめ

餌に関してはサイズはある程度は問題無い(1.5倍程迄はいけました。)

頻度に関しては、それぞれのペースによるものの、幼蛇期に週1回では足りないもよう(極限まで大きく、そして満腹までにはした事がないため、もしかしてそうした場合は週1回でもいいのかもしれない。)

よく食べないと話を聞くのですが、どうも湯煎解凍してる人が多くそのパターンになるのではないかと。

我が家では湯煎はせずに、プレートヒーターの上かケージの照明につかう蛍光灯の上。

このまま放置して30分程角度や裏表を変えて、持ったときに暖かいと感じるまでやる。

その間はビニール袋にいれて密封しています。

濡らせば臭いはは薄くなってしまいます。

基本、熱と臭いに頼っている彼等…特に臭いに関しては味見とにもなるので、脳にインプットされた味を味見した時に大きなズレを感じてしまう場合が有るのでは無いかと(逆に湯煎になれ過ぎると、今度は臭いのきつさにびっくり?)

要検証ですかね




第一回目の給餌編終了。


第二回目の水分へと続く。