カーペットパイソンのあれこれ、第二回目。 | CODE : G

カーペットパイソンのあれこれ、第二回目。

カーペットパイソンの飼育をして、ある程度知識も経験もついてきたので、他の飼育者の方と情報の並列化を図りたいと思っています。



2、水分。

さて、水に関する考察ですが、2匹のカーペットパイソンを現行飼育していますが、この2匹は水に対してまるで反対の行動をとります。


ジャガーカーペットパイソンの方は水が大の苦手です。

飲む意外に水容れに近付く事は無く、脱皮前でも水容れには入りません。

逆にジャングルカーペットパイソンの方は頻繁に水の近くに行き、脱皮前と餌を食べた直後は水容れの中に浸かったままです。

この二匹の場合は住んでる場所の差だとは思います。

野性下にジャガーカーペットは居ませんが、元となったコースタルが居ます。

このコースタルはオーストラリア原産であり、非常に乾燥に強いのだと思われ、逆に高湿度を嫌う傾向が有るのでは無いかと。

ジャガーは基本ピュアコースタルとの掛け合わせをされる事がほとんどですが、ジャングルやイリヤンジャヤ等と掛け合わせた場合水にも浸かり、ある程度の乾燥にも強いとされる種が生まれる事が多い様です。(ハイブリッドの特性として両方の良いとこを受け継ぐ性質があるとされる)


因みにジャングルはよく水を飲んでいるが、ジャガーは気付かない時にこそーっと、微量飲む様です。

水分を必要とする脱皮時ジャガーは飲むだけでも脱皮不全はありませんでしたが、ジャングルは湿度不足で脱皮不全を起こしました。


まとめ

ジャングル、イリアンジャヤ(パプアン)等の樹上を生活の場にしているタイプは湿度、水分をある程度必要とし、コースタル等の乾燥地域に分布域を広げてる種は多少の水切れにも耐性はあるのかと。

ハイブリッドが多数存在するカーペット種にとっては親を何となくだけでも把握出来る要素になりえるのでは無いかと考える。


第二回目、水分についての考察を終了

第三回目、ケージについての考察に続く。