■口上
多くの有名な灘校の先生方が書いておられる中で恐縮ではありますが、私も塾を立ち上げた身です。
今日は、長年の教育現場経験をもとに、我が塾(灘個別指導学院)の理念的なことをつらつらと述べていきます。
算数を教えることを通して、子どもたちをどう育てたいのかをお伝えできればと思います。
■灘式算数の4つの柱
(1)多角的なアプローチ
1つのやり方に固執するのではなく、問題を様々な角度から見ることができる子は、難問でも崩れません。
たとえ1つの案が消えたとしても、複数のラインが思考をつなぐからです。
ひとつの正解に縛られず、視野を広げる力を育てることは、私の指導方針の基本中の基本です。
(2)持続的思考
算数の得意な子は、試行錯誤を厭(いと)いません。
なぜなら、「ひらめき」はその先にしか存在しない事を知っているからです。
決してあきらめず、考え続ける精神的持久力を育てることは、算数を学ぶことの醍醐味と言えます。
(3)本質の追求
難問の裏には、必ず構造と仕組みがあります。
目の前の問題を解き明かすことは、本質をつかみ、扉を開くことです。
真に難問を解く力を育てることは、物事の裏側にある仕組みを見抜く目を育てることです。
(4)良問への美意識
たくさんの問題の中には、「きわめて良問」と呼べるものが存在します。
これらを味わえるのは、知的好奇心が高く、学習を楽しめる子です。
美しい問題に数多く触れ、知的喜びを感じる感性を育てることは、私の生涯をかけた使命です。
■実際のところ
実は、上の文面はホームページを更新する上での下書きのようなものなのですが、割と本心で書いています。
私は理想家ですから、ビジネス的に成功するか否かは、正直分かりません。
ただ、少なくとも子どもたちの知性と感性を育てることが、私の残された人生のゴールであることは間違いありません。
灘個別指導学院