■全少
空手界、夏の大祭り、「全少」。
今年もこの時期がやってまいりました。
北は北海道から南は沖縄まで、日本中から各都道府県のチャンピオンたちが、東京に集結。
誰が真の王者かを決める大会です。
残念ながら、今年のリストに娘の名前はありません。
受験勉強に専念するため、出場を辞退した次第です。
ただ、この日ばかりは、塾の夏期講習を休んで仲間の応援に駆けつけました。
やはり、楽しそうに友だちと過ごす娘を見るのは良いものです。
■会場の熱気
1年間、死に物狂いで努力した子のみが立てる舞台。
子どもたちはもちろん、大人たちも号泣。
悲鳴にも似た声援を送ります。
子どもたちの死闘、会場の一体感には、私も込み上げるものがあります。
■チャンピオン オブ チャンピオン
今回大会で夏の全国4連覇を達成、不動の女王。
調整期間に入るため、大会1ヶ月前から学校は全休するそう。
世界を見据えた子には、日本の義務教育は狭すぎると判断したようです。
2年前の決勝では娘が挑む機会を得ましたが、その異常なまでのスピードとパワーを前に玉砕しています。
以下、お母様のコメント。
「どれだけしんどくても怪我をしても、それを理由に休むことなく、努力を続けた。たった小学6年生の少女がどれだけの時間、時には涙しながら頑張ってきたか、どれだけのプレッシャーがあったか。きっと世界一努力したと思う。」
彼女は練習後、全身の痛みから1人で立ち上がることさえできません。
■功罪
「才能のある子を、どこまで伸ばすべきなのか。」
これは、非常にセンシティブな問題です。
たとえ子ども自らの意思で行なっていたとしても、大人は慎重に見守る必要があると思います。
私は職業柄、稀有な才能に出会うことがあります。
才能を極限まで伸ばすことができる一方、匙加減一つで潰してしまう可能性もある。
そうしたガラス細工のようなものを扱っているのだという自覚が、私には必要なのだと感じるのです。
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