■発表会


「明日の学校の発表会、休む。」


先日、ある子が話していました。

理由を問うと、パパとママは忙しくて、これまで一度も発表会を見に来たことがないからと。

自分のことは誰も見てくれないから、「行っても意味がないし行かない」というその子の選択は、悲しいほど理にかなっているように思えました。


大人は仕事を優先し、周りに迷惑をかけないのが社会のルール。

では、ルールはどの程度守られるべきものなのでしょうか。



■ラストスパート


「学校を休むべきでしょうか。」


受験直前期になると、必ず聞かれます。

状況にもよりますが、近年は、休んでも構わないのではとお答えすることが増えました。

本気のスパートをかけたいと思った時、学校に行かないという選択が有利に働くことがあるからです。


憧れて入学した学校ですら最後に切り捨てるのは、ごく一般的な話。

「では学校とは一体何か」という問いは、実に難解です。



■ルール

仮にも先生っぽい人が書くのは、憚(はばか)られますが。


ルールとは、守られるべきもの。

時々、破られるもの。


最近は、こんなふうに思ったりします。









If I’d observed all the rules I’d never have got anywhere.”   Marilyn Monroe


もしルールを全部守っていたら、わたしはどこにもたどり着けなかった。 マリリン・モンロー










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