特に理由はないのですが、偏差値順に魚を並べてみました。
暇というわけではありません。
■偏差値〜50
鰯(いわし)
フライなどにすれば、美味しいですよね。
飽食の時代にあって、本来、魚ってこういうものだったかもしれないと、ホッとする味がします。
意外と知られていませんが、鰯は鯡(にしん)の仲間です。
鯵(あじ)
元々、味が良いからアジと名付けられた魚。
このランキングには、ご批判もあることと思います。
ただ、偏差値はどうしても相対評価となってしまうことと、熾烈極める近年の魚競争をご理解いただければと思います。
■偏差値50〜
鮭(さけ)
親しみやすく、大人から子どもまで楽しめる魚、鮭。
子どもに大人気のサーモンは、実は鱒(ます)です。
鮭は生食できませんので。
■偏差値55〜
鰤(ぶり)
ワカシ、イナダ、ブリなど、大きさによって名前が変わる、出世魚として有名です。
脂の乗った大型の鰤なら、偏差値60辺りになることも。
私はイナダあたりの刺身が好きですけどね。
鮎(あゆ)
癖がなく、良い香りのする川魚。
河原で食べる塩焼きは絶品です。
ただ、清流以外で生息できない繊細さは、偏差値60を超えるには足枷となるかもしれません。
■偏差値60〜
この辺になると、ちょっとその辺で姿を見かけない魚が登場します。
ちょいちょい模試などで上位に名前を見かけたりする、あの魚だ、みたいな感じです。
どうしてもアロワナを食べたいのであれば、ユーチューバーにでもなれば良いと思います。
鱰(シイラ)
沖縄など、南方に生息する魚。
体表には寄生虫や雑菌が多いため、生食はリスクが伴います。
私はまだ、食べたことがありません。
■偏差値65〜
不動の美味しさ。
赤身・中トロ・大トロと、部位によって脂の乗り方が全く異なります。
α1 〜 α6 の間で激しく上下し、状態によってはアルファベットクラス落ちすることも。
河豚(ふぐ)
美しい花には棘があるように、美味しい魚には毒があります。
あえて毒のある肝を食べる食道楽の方もおられるようで、ときどき死者も出ています。
この辺りまで来ると、常人には理解しがたい温度感があります。
■偏差値70〜
金樽鰯(きんたるいわし)
幻の高級魚、金樽鰯。
これが獲れるのは、阿蘇海でのみです。
残りの人生、何をかけてもこれを食べる必要があると思っています。
縞鯵(しまあじ)
King of Aji.
鯵の王様にして最高級魚。
我が家では、祝い事の日か、酔って気が大きくなった日にのみ食べることができます。
偏差値にかかわらず、どの魚にも、その魚の良さがありますよね。
また、鰯(いわし)と鯵(あじ)を見てお分かりの通り、魚の世界では、大化けすることも少なくないのです。
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