バタバタと忙しなく、日々を過ごしております。

終電を逃すまいと、時間を気にかけることも多くなりました。

ところで、仕事を終えた後の電車ほど苦痛なものはないもので、私はもっぱらアイフォーンでマリオカートに熱中するか、妄想に耽るかのどちらかで時間を忘れようとしています。


そもそも、時間とは、何かと。



■時間
新書を買うのは、何年振りでしょう。 

ある物理学者の方が数式を使わずにお考えを書かれたもので、素人にも読みやすい作りとなっています。

20世紀初頭に書かれた、存在に関する哲学のバイブルです。

それにしても、もう少し分かりやすく書けないものでしょうか。



■Time


I have watched the movie 3 times.
その映画を3回見たよ。


time とは、回数のことです。

1日といった現代的時間概念は、元々、太陽の昇降を基にしています。

つまり、時間より前に、回数があったわけです。


once on a time
昔々…


回数(time)の中の1回目(once)、つまり、一番最初です。



■Old

old という言葉には、本来、「弱い」といったニュアンスがあります。

I say(said)〜 などと言えば、喧嘩腰な人と印象付けてしまいかねませんが、I would say〜 と言えば、控えめな雰囲気がするものです。

would には、弱いというニュアンスがあるからです。

書き忘れましたが、old のオールドイングリッシュ表記は、ould です。



■New

new という言葉には、「新しい」というより、「画期的である」「これまでなかった」といったニュアンスがあります。

新発売! 新登場! といった感じですかね。

new という言葉が伝えようとしているのは、時間的な「新しい/古い」というより、それが「優れていること」です。



Old and New


旧約聖書(Old Testament)
新約聖書(New Testament)


前者はユダヤ教の、後者はキリスト教の経典です。

主に立法について記し、救済の対象をユダヤの民に限定した旧約聖書。

一方、主に心の持ちようについて記し、改めれば誰でも救われるとした新約聖書は、当時はまさに画期的であったわけです。


ところで、この新旧(old/new)という表記は、あくまでキリスト教側からの呼び名であって、ユダヤ教徒は嫌います。

old という言葉にネガティブなニュアンスが含まれるからに他なりません。



■つまるところ

かつての西洋世界において、時間という概念がどこまで浸透していたかについては、私は大いに疑問を抱いています。

文法上にあらわれる、「時制」などといったものは、本当に存在するのだろうかと。


過去 past
現在 present


時系列的にいえば「後」であるはずの現在が、pre「前」と表されています。

変ですよね。

ひょっとすると、これは何か、別のもっと重要な何かを表現しているのではなかろうかと。


つまるところ、深夜に電車の中で独りマリオカートなどに熱中していると、発想が突飛になりますよというお話でした。



C.O.D. Club 〜ヨッシーがお気に入り〜



 
 

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