2020年東京五輪やグリーン車の導入などを見据え、様々な工事が始まっているJR中央線沿線。

 

例えば、御茶ノ水駅は神田川上に工事用桟橋を築き、線路とプラットホームの上空に人工地盤を建設中だ。

 

千駄ケ谷駅は東京体育館側にあった臨時ホームを解体し、新たな新宿方面ホームが姿を現し始めた。
(関連記事:“渓谷”望む駅上に地盤を架ける

 

 御茶ノ水と千駄ケ谷の間にある飯田橋駅も、大きく変わりつつある。移設する新ホームの全貌が少しずつ見えてきた。

 

 既存の飯田橋駅ホームは、急カーブと縦断勾配がある線路に沿って設けられている。

 

ホームは曲線半径300mの急曲線上にあり、停車した電車とホームとの間に大きな隙間が生じていた。
(関連記事:飯田橋駅はカーブも勾配もきつかった!

 

 JR東日本はバリアフリーの観点から、昭和初期から続く飯田橋駅の構造を見直し、曲線が緩やかな200mほど西側にホームを移設する工事を進めている。

 

西口駅舎を建て替えるほか、地元の千代田区と連携して駅前広場も整備する計画だ。

 

線路の間に出現した飯田橋駅の新ホーム。早稲田通りの牛込橋から見下ろす(写真:大野 雅人)

 

2018年6月下旬の様子。新ホームの鉄骨が組み上がる(写真:大野 雅人)

 

工事現場に掲出されている工事概要と完成イメージ図。新ホームは既存のホームから西側に200mほど移設する(写真:大野 雅人)

 

 

14年7月時点の飯田橋駅西口。黒いビニールシートが敷かれた付近に新ホームを建設する。かつて引き上げ線の線路があった場所だ。正面奥には三角屋根の旧西口駅舎が見える(写真:大野 雅人)

 

18年8月に撮影した飯田橋駅の新ホーム。上屋は2本の鉄骨柱が並ぶ格好(写真:大野 雅人)

 

飯田橋駅

カーブきつかったな~

ホームと電車の隙間大きい

2020年一部供用開始とのこと

速くできるといいな!

 

出典=https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00110/00049/