Day44    晴れ


8時過ぎに出発。今日の朝は静かで、みんな起きてきたのも7時を過ぎてから。早く出発した人もほとんど音を立てずに出て行った。できる人はできるんだ。うるさい人は何なんだろう?




立派な木



歩いている人が多い。最初はブエンカミーノと言っていたけど、暑くて服を脱いでいても誰もブエンカミーノと言ってくる人はおらず。サリアから出発した人が多く、人も多過ぎて、もうブエンカミーノの声掛けはしないものなのかな?なんか寂しい。





9時半過ぎ、ア・セラという村でカフェコンレチェ休憩。3ユーロ。


最後にトイレに行っておこうと思ったら、行列。うわっ・・・。


再出発。




やっぱりブエンカミーノと言うことにした。サリアを出た頃はブエンカミーノと言っても?みたいな反応をされることが多かったけど、この辺りに来るとわりとすぐにブエンカミーノと返してくれるようになった気がする。




馴染みのあるまだら模様の牛さんだ!



11時半過ぎ、目的地フェレイロスのアルベルゲに到着。カフェレストランも兼ねているので忙しそう。バスも何台か泊まっている。小さな村なのに。アルベルゲはすごく綺麗。


共有スペース


共有スペースからの景色



サンティアゴデコンポステーラ、パラドールを予約!今までサイトを見た時にはなかった、巡礼者価格のものがあったので、それにした。宿泊+朝食で319.6ユーロ。時期が悪かったのか(5/29-31までサンティアゴデコンポステーラで音楽フェスがあるらしい)、直前だったからかやっぱ高いね。7月の予約だと200ユーロ台がbooking.comでも出てた。



18時、アルベルゲ付属のレストランで夕食。いつもビーフやチキンを頼んでいて飽きたので、目玉焼き&ベーコンにしてみた。美味しかった。


豆のスープ


目玉焼き&ベーコン&ポテト



アイス



以前、サンティバニェスのアルベルゲで一緒だったニュージーランド親子、サンとエンジェル。その後もたびたび見かけていたけれど、今日も同じアルベルゲで、たまたま時間が重なったので、夕飯を一緒に食べた。フランス人夫婦も一緒。


親子でずっと一緒に歩いてて、喧嘩しないの?とずっと聞きたかったことを聞いてみたら、「いい質問だね。1日5〜6時間一緒に歩いてるけど、1〜3時間は喧嘩してるよ」だって!笑 「でもアルベルゲに着いて、一緒にご飯を食べて、寝て、翌朝には笑顔になる。これは夫婦でも同じ。日中たくさん喧嘩して、でも夜一緒にご飯を食べて寝て、翌朝には笑顔になる。これは君が結婚した時にも、大事なことだよ」と。良いことを言う。と思ったら、「5ユーロ!」だって。笑 「何で日中は喧嘩して良くて夜はダメなのかわかる?日中は太陽が笑っていてくれるから喧嘩してもいいけど、夜は太陽がいなくなるから、自分で笑わないといけないんだよ」と。なるほど、そういう考え方か。と思ったらまた「5ユーロ」来ました!


この前は席が離れていてほとんど話さなかったけど、今回話してみて、面白くて素敵な親子だなーと思った。息子のエンジェルも、父親に合わせて一緒に歩いて、お金も出して(サン曰く、「いい会社に入っていい給料をもらってるから、お金を払わせてくれない」だって。なんて親孝行なんだろう)、痛み止め?のジェルを塗ってあげたり、すごく優しい。


ちなみにエンジェルは仕事の休みでここに来てるらしい。5-6週間休み取れるんやって。もちろん給料は支払われる!羨ましすぎるー!!


フランス人夫婦はリヨンに住んでいて、結婚して43年。夫は日本の海女さんをするのが夢だと言っていた。ダイビングが好きらしい。海女さんしたいなんて面白い!ってか変わってるー泣き笑いサンに、リヨンとパリ、住むならどっちがいい?と聞かれ、リヨンの方が住みやすいよと言われていた。


楽しい夕食やった。