Day35    晴れのち曇りのち雨


8時頃出発。人はほとんど歩いておらず、何もない道なので快適。今日は寒いのでダウンも着てきた。


誰かが作った矢印。


途中で大阪から来た日本人に会う。彼女は1日に30kmほど歩いているそう。日本では歩いたりはしていなかったみたいやけど、「(歩くのは)慣れますね」と。若いし元気で良いな。日本ではマッサージ師をしていたそうで、タイマッサージもできるとのこと。タイは好きで何度も行っているらしい。カミーノの後はタイを含め、他の国も周りつつ、7月に帰国するとのこと。


サン・フスト・デ・ラ・ベガでカフェコンレチェ休憩。トルティージャも込みで1.3ユーロ(トルティージャは無料)。安い!トルティージャは昨日の残り物とかかな?だから安いんかな?奥から出してきてたし。でもちゃんと温めてあった。



アストルガが見えてきた。綺麗な街。



線路を越える。



アストルガ司教館。5ユーロで入場。

Wikipedia より

設計はカタルーニャ人建築家のアントニ・ガウディであり、1889年から1913年にかけて建築された。ゴシック・リヴァイヴァル建築であり、当時のカタルーニャ地方で流行したムダルニスマの影響を受けている。カタルーニャ地方外にある3つしかないガウディ建築のうちの一つである。1969年7月24日にはスペインの重要文化財(BIC)に指定された。

19世紀の火災によってそれまでの司教館が破壊されると、ジョアン・バプティスタ・グラウ・イ・バリェスピノススペイン語版アストルガ司教は友人であるアントニ・ガウディに新しい司教館の設計を依頼する事を決めた。二人が友人となったのはグラウ司教がタラゴナ大司教区英語版の司教だった時であり、この時にはガウディが高い祭壇の教会を設計している。

ガウディが委託を受けた時、彼はバルセロナのグエル邸英語版の仕事に取り掛かっており、地形や地域を視察するためにアストルガへ赴くことができなかった。そのためガウディは、アストルガ司教館の設計を行うためにグラウ司教に対して写真を送るよう依頼した。ガウディが設計図をグラウ司教に送り、それが承認されたのは1889年2月である。1890年7月には礎石が置かれた。なお1891年から1892年にかけて、ガウディはレオン県の県都レオンカサ・ボティネスを設計している。

レオン県エル・ビエルソ英語版地域で産出された灰色の花崗岩で造られた建物は、特にアストルガ大聖堂英語版を含むこの地域の建築に調和する新中世の様式である。しかし、ガウディはキャリア後期に典型的ないくつかの要素(例えば、控え壁入りの入口のアーチ、サイドファサードに組み込まれた煙突など)もある。ガウディはファサードに装飾するための高さ5メートルの天使像を考案したが、天使像が付け加えられることはなかった。ファサードには4つの円筒形の塔があり、溝に囲まれている。

1893年にグラウ司教が死去すると、ガウディは議会との意見の相違から辞任し、建設は数年間にわたって中断された。しかしこの宮殿は、1907年から1915年にかけてリカルド・ガルシア・ゲレタによって完成された。1930年代後半のスペイン内戦の間、建物はファランヘ党の地元支部として役立った。 1956年、カタルーニャ人建築家のジョゼップ・カステイトルトは修復作業を開始し、建物を司教の邸宅として適応させた。 その後、マルセロ・ゴンサレス・マルティン英語版司教はこの司教館を、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路に捧げられた宗教美術博物館に転換させた。







アストルガ大聖堂




大聖堂の横にあるIglesia de Santa Marta


何だか落ち着く、私の好きな感じの教会やった。


何だかカッコいいIglesia de San Pedro de Rectivía


中でスタンプ押せた。


街を出てからはアスファルトの1本道。途中から雨が降ってきて、ポンチョを着る。一旦止んだけどまた降り出す。


ムリアス・デ・レチバルドに到着。



チェックイン後、明日のアルベルゲを予約しようとするも、行こうとしていたアルベルゲは全滅。距離を伸ばしてフォンセバドンまで行くことにする。予約は電話で何か分からないことを言われたので、スタッフに代わってしてもらったが、「日本人の女の子が行くからって言ってあるから大丈夫」と・・・本当に大丈夫か??代わってくれたスタッフは、その明日の宿のスタッフと友達だと言っていたので、名前を出して何とかしよう。


宿の暖房が壊れているらしく、部屋は寒すぎて無理!共有スペースは外なのでもっと寒い。寒くてシャワーは諦める。お湯は出るらしいけれど。。。寒くて何もできない。何をする気にもなれない。これじゃあ確実に風邪が悪化する。


近くのバルに避難し、カフェコンレチェを。


あぁ、暖かい。1.4ユーロ。


温まったなぁ、と思いながらアルベルゲまで歩いていくと、次第に冷えていく・・・。


19時、コミュナルディナー。

隣に座っていたニュージーランドの老夫婦、サンジャン出発したの4月9日やって!私よりも早い!ちょっと安心。ニュージーランドで有名な食べ物は何かと聞いたら、羊肉、牛肉、赤いキウイフルーツやって。赤いやつは緑のよりもちょっと甘いらしい。


野菜のスープ。美味しい。おかわりした。


パスタ。美味しい。


デザート。レアチーズケーキみたいな感じ。甘い。


食後、寒いので500mlペットボトルにお湯を入れてもらい、それを湯たんぽ代わりにしてみる。いつもの手作り寝袋+ブランケット2枚で眠れるかな?