初めてのクラブ
今回は、2月末に初めてナイトクラブに遊びに行ったときのことをまとめてみます。障害のある皆さんが夜遊びしたいと思ったときの参考になれば幸いです。そもそも論として、障害のある人たちってどのような夜遊びをしているのでしょうか。私は、飲みに行くことが好きなので、仕事仲間や友達と外食をしたり、カラオケをするくらいの比較的(⁉)良い方の夜遊びだと思っています。しかし、昔から音楽が好きだったので高校生ごろからクラブに行ってみたい気持ちはありました。そして、2020年の2月、やっと新宿・歌舞伎町のナイトクラブに遊びに行くことが出来ました。そこでクラブのバリアフリーの状況を初めて知りました。 そのクラブに行くまでには、長い階段を下りていかなければならず、近くにエレベーターらしきものは見当たりませんでした。手すりと友人の手を借りたので、何とか行けました。後ほどお店のお兄さんに話を聞いてみたところ、「ナイトクラブは地下にあることが多く、階段のみの場所も多い」とのこと…。他にも、ドリンクを手に持って運ぶ必要があったり、人混みの中をかき分けて歩かなければ行けなかったりと、「ハード面のバリアフリー」は、はっきり言ってまだまだといった感じです。しかし私は、とても楽しむことができました。その理由は、スタッフの皆さんの心遣いにありました。私たちがソファーに座っていると、スタッフのお兄さんが声をかけてくださったり、無料でお菓子を提供してくれたりと気を遣って頂いた場面も多かったです。また、フロアで踊るときにも、場所を開けてくださったりと他のお客様にも、心地よく接して頂けました。今回の経験を通じて、私は設備のバリアフリーが整っていなくても、周りの人たちの気遣いやちょっとの声掛けをしてもらうことで気持ちよく遊ぶことができると分かりました。最後に。ナイトクラブへの入場は、原則として20歳以上しか認められていません。入場の際は、身分証明書をお忘れなく!障がい者手帳もOKです