投資と考える?コストと考える? | 心を元気にする心理カウンセリング

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お金儲けの話ではありません。


メンタルヘルス対策に企業に考えてほしい問題です。


以外に企業でよく耳にするのが、メンタル不調になった社員には


できれば辞める方向で考えてほしいと。


新たに元気な社員を入れた方が活気付くと考えられ、無駄な


人件費と考えられるような所もあるようですが、もう少し冷静に


考えてみてほしいと思います。



例えばうつ発症率のもっとも高い30代の社員がうつ病等の


メンタル疾患になり6ヶ月の休職をすることになってしまった


としての負担額を考えてみましょう。


実際このような事態での企業における費用負担は


・代替の人件費

・医療費の負担(補助)

・見舞金

・業務量の増えた社員の残業代 などで


リハビリ期間も含め1年間で試算すると一般的に


総コストは420万~500万円くらいと考えられます。


これを退職という方向で考えさせた場合


10年勤務したとして、採用に投資した費用と育成費は


総額で950万円~1000万円、新らたな人材の採用と


教育費300万円~400万円かかると言われています。


これらのトータルは1250万円~1400万円となります。


更には10年キャリアと違い、慣れた社員が事細かに教えて


いかなくてはならない労力も必要になってきます。



つまり1年かけてでもメンタル疾患やうつ病等になられて


しまった社員をしっかりサポートし心のケアをしていくこと


の方が費用面でみても1000万円近くもコストを抑えて


いかれることになります。


このようにメンタル不調者を出さないための予防が一番


ですが、発生しても真摯に受け止めてほしいものです。



「ココセラ」心が元気になるセラピー