夏の終わり頃。
胃腸の調子がイマイチになり、背中の痛みが強く出る日が続きました。
遂に始まった。
気温が下がってきた。
私の夏は終わったのだ。
気温が下がったからだという明らかな原因はありますが、背中の痛みが気になります。
重篤な病気ではないかという思いが頭を支配し始め、どんどん具合が悪くなります。
ある夜、もうダメなんじゃないかという思いに押し潰され、主人の前で「死にたくないよ…」と泣いてしまいました。
病院行ったら?と言われましたが、病院に行ったところで、また薬を出されるだけだと思い、行くのを躊躇していました。
でも、原因もわからないし、このままじゃラチがあかないと、病院に行く決心をしました。
以前友達に教えてもらった漢方内科。
先生は、初老の穏やかな先生です。
丁寧に診察して下さり、舌診や腹診もして下さいました。
血液検査もして下さったので、私が疑っていた重篤な病気ではないという事も分かりました。
鍼灸院の事も話しました。
鍼灸治療で、体調は良くなりましたか?と聞かれ、少しずつなったかもしれないけど、ただ時間が経ったのと、気温が上がったからかなーと思ったり…。
と答えると、私もそう思います。と、穏やかに微笑んでおられました。
先生曰く、体重が少なすぎる人は、何かしら不調になりやすいし、痛みも出やすいんだそうで、胃腸の調子を良くして体調を整えて、まずは体重を増やしましょうと言われました。
お腹を温めて、胃腸の調子を整える漢方と、婦人科系に効く漢方を出して下さいました。
薬局でもらったお薬の効果を読んだら、正にドンピシャ!
私が、以前からあれこれ原因ではなかろうか
と思っていた事や、辛い症状各種が、殆ど全部書いてあるじゃないですか!
漢方だから、今すぐ効くわけではないと思いますが、そこに書いてある事がいつか改善されたら幸せすぎる!
嬉しくて、気持ちも軽やかになり、一気に元気になりました(笑)
以前行っていた病院は、症状を訴えたら訴えただけ、それを改善するお薬を出されました。 しかも、原因はイマイチ濁されている感じ。
それは、さすがにもう嫌です。
それが当たり前になっていたので、こんな病院もあるんだなーと、不思議な感覚でした。