いい年して情けない話だけど、両親が元気でいてくれた事が何よりも救いだった。

母は、それはそれは献身的に世話をしてくれた。
片道30分の距離。 近いようで遠い。
毎日のように来てくれ、家事のフォローをし、手があくと何をするでもなく、不安で泣いている私のそばに座っている。
夕方、子供を保育園に迎えに行き、少し遊んで、主人が帰って来るまでいてくれる。

体調が少し良く、今日は来てもらわなくてもいいと言った日。 少しでも休んでもらえたらと思ったのに、1日の中にもムラがあり、急に具合が悪くなると、泣きながら電話。
愚痴や弱音を、そうかそうかと聞いてくれる。

子供の保育園がお休みの週末は、ほぼ実家に滞在。 私は、ただただ寝て気を紛らわせる為にスマホを見てるだけ。  
子供の世話から私の世話。
食欲がない私が、少しでも食べられないかと、色々買ってきたり作ってくれたり。

子供がインフルエンザになった時は、ちょうど年度切り替えの時期でもあり、春休みもあり、月の半分以上を実家で過ごしました。

いつまでこんなふうなのかな。
いつなおるのかな。
どうしたらなおるのかな。

答えのない質問を何度も何度もする私をなだめてくれました。

父は、自分で食事の支度もできないような昔気質の人ですが、自分のことはどうにでもなるから私のところに行ってやれと、母に言ってくれていたようです。

金銭面でも、たくさん助けて貰いました。

それでも、離脱症状のイライラが強く出た時は、親に当たり散らしてみたり。 自己嫌悪でまた泣いて。

正直、両親がいなかったら断薬できていなかったと思います。

今はまだ不安定ですが、もう少し元気になったら、目一杯の親孝行をしてあげたいな。