こんにちは。ママ専門カウンセラー春木めぐみです。


突然ですが「イエナプラン」をご存知ですか?

イエナプランとは、一人ひとりを尊重しながら自律と共生を学ぶオープンモデルの教育のこと。

Japan居場所づくりプロジェクト主宰「学校を居心地よい場所にするために」講演会に参加しました。

ハンディのある三男を育てて10年。

今いる場所が、彼にとって居心地よくなるために、何ができるだろうと思っているので、とても参考になりました。




講師は、教員歴20年/イエナプラン専門教員 川崎知子さん。

なんとなんと、小学生の子どもさんとご主人を連れてオランダに移住して、イエナプランを学ばれたそう。

情熱がすごい!!


講演会では、生のオランダの教育をご紹介いただき、今の学校をより居心地よくするためのヒントを意見交換がありました。

今まさに教育に携わる方が、たくさん意見されていて、

こういう試行錯誤が、子どもたちの明るい未来につながるんだなと思うとワクワクします。


子どもの幸福度世界一はオランダ。日本は?


オランダは、子どもの幸福度が世界一といわれています。(ユニセフ調べ)


一方、2025年の日本の精神的幸福度は、世界で32位。



何がちがうのでしょうか。


日本の教育は戦後80年、あんまり変わっていません。

一方、ドイツやオランダは、時代の変化に合わせて、ハードもソフトも変化しているそう。

その一つが「イエナプラン」。ドイツのイエナ大学ペーター・ペーターセン教授にはじまり、オランダで発展。

オランダの学校6000校のうち、200校がイエナプランの学校だそうです。


<日本にあって、オランダにないもの>
黒板・給食・制服・チャイム


<オランダにあるもの>
転校自由、保護者と子どもが学校を選ぶ


<オランダのテスト>
子どもひとり一人にあわせた、進捗をはかるもの


<オランダの通知表>
学校によってちがう
先生の裁量がある


不登校という概念がないのは、学校に行くべき、行かされるのではなく、「学校を選ぶ」主体性が社会に根づいているからなのかなと感じました。


<イエナプランのキーワード>
対話・遊び・仕事・催し


日本の学校は「勉強」「集団」というイメージですが、イエナプランは大人の社会と同じものを大切にしているそう。

<ワールドオリエンテーション>
日本でいう「総合」のような時間。

・自分と他者の身体と心の健康
・社会的なふるまい
・市民としての役割
・リスペクト
・多様な社会、ダイバーシティ、セクシュアリティ、性の多様性



子どもたちへの浸透という意味で、成功しているそう。



私がいちばん、日本でも取り入れたらいいのになと思ったポイントでした。

なぜなら、この順番で大切にされているから。

日本だと2つめの「社会的なふるまい」を一番に求められている気がします。

でも、自分と他者の身体と心の健康があってこそ、社会全体について考えられる、内的動機が育まれるように感じました。


さらに、一番衝撃をうけたのがこちら。

<オランダの働き方>
校長先生も週4日勤務
みんながパートタイマー
専業主婦という考え方はない


日本の働くママの多くが求めている働き方じゃないかなぁ。

どうしてそれが実現できるんだろう。とても考えさせられる時間でした。


「Japan居場所づくりプロジェクト」では、「誰もひとりぽっちにならない、あたたかい社会を目指して」を合言葉に活動しています。



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春木めぐみは、「ママの心ケア支部長」としてサポートしています。



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