発表会が近づき、生徒たちは毎週たくさんの気づきと向き合った成果を伝えてくれています。
形のないもの、勝敗がないものはまるで修行のようなもので、常に己と向き合いながら逃げることはできません。自分を少し許しながら、課題を見つけていく、これを小学生の頃から続けていくわけですから本当に大変だと思います。弾く気分ではなくても、レッスンがあれば切り替えて向き合わないといけない、練習が思うようにできていなくてもレッスンの日が来てしまう、常に自分の感情やコンディションと向き合い、コントロールせねば先はありません。逆にそこを柔軟に受け止めることができればどんどん先に進めることができるということです。
子供は勉強と並行して重要なことの一つに、遊びがあります。それはいわゆるアナログ的な遊びです。自分の頭で考えて、友達と小さい社会の中で自分がどうするべきかを考える。これは人間形成をしていく上でとても重要なことだと思います。勉強やピアノよりももしかしたら大切かもしれません。
専門性と社会性は切っても切り離すことはできず、その距離が離れているほど、特に専門性においての意味は薄くなる。専門性は社会性を支えるために存在しているのではないかと考えるからです。
そして専門性と社会性を繋ぎ止めるものに、教育があると思います。様々な教育的思考を元に、専門性や社会性が作られ、それらを見る角度がより多角的なものになるのではないでしょうか。
身近なところで、その教育は私1人ではできず、トライアングルのように、ご家庭での教育的な配慮が同じように大切になってくるのかなと感じています。
Mizuki久我山ピアノ教室
久我山クラシックデュオ
コンサートのお知らせを少し🇺🇦
ウクライナ音楽コンサート
2023年3月12日(日)17:00-17:45/18:00-18:45
2回公演
場所:武蔵野公会堂
入場無料:カンパ制
(NPO法人日本ウクライナ友好協会KRAIANYを通して全額寄付します)