いつもいつも、私とラッセルの演奏の木曜日のハイアットリージェシーのプールサイドバー
には、必ず、指定席に座って、木曜日を楽しみに、楽しみに、来て下さる、
ハイアットにお住まいの、アレンさんという御紳士の姿がありました
ちょうど、もう一年前から、私が、踊り始めたときから、ほとんど、欠かさず、いつも、見守ってくださって
ました。
今日、私がいつものように、ステージの脇で、準備をしていたら、おなじみのバーテンさん、
カイルさんが、現れて、
「I just wanna let you know Alan passed away this Monday...........」
(君に知らせておきたいんだ、アレンさんが、今週の月曜日に亡くなったよ)
私は、「まさか。」言葉が出ないとは、こういうことなのか。
「うそでしょう。」
「いいや。本当だ」
この後の、私が、笑顔で、ハイアットのステージで踊ることが、どんなに辛かったかは、ご想像できるでしょう。
こんなときに、フラって、つくづく、心もいつもハッピーでないと、踊れないんだと、わかっていたけど、
実感するのです。
フラは、本当に、踊り手の心が、表れる踊りです。
今日は、お客様に、申し訳ないと思いながらも、アレンさんの笑顔しか、思い出せず、みなさまのお顔は
目に入りませんでした。
一曲めは、アレンさんがいつもリクエストされる、「Waikki」
を、彼のために、二人で、心をこめて、演奏踊りました。
この曲は、ミシガン州から旅人として、ワイキキにやってきた作詞家が
美しい思いでのあるワイキキを懐かしんで、作られた名曲
私は、この歌詞を、こう解釈します。
彼は、ワイキキで、美しい、ロコガールと、激しい恋に落ち
やがて、休暇は終わり、ミシガンへと
帰っていったが、あの美しい恋を忘れられず、切ない気持ちで、この曲を書いた
私が、一番、思い入れを入れるのがWaikiki ~ My whole life is empty without you
(あなたなしの、私の人生は、からっぽです)
今日は、アレンさんを思いながら、涙をこらえて、踊りました。
私を気使ってくれた、ミュージシャン、ラッセル。そして、その場にいてくれた、大切なお友達。
ありがとう
そして、アレンさん。本当にいつもいつも、応援してくださってありがとうございました