こちらの暮らしにも慣れてきた。

 

この前、母の食費が一か月で10万円を超えているとうち明かされてしまう。

 

もちろん、私の分は入っていない。確かに食事はもっとこうにしたほうがおいしいというのは絶対にある。

 

しかし、10万円越えの食事はかなりおかしい。ブランド和牛が食卓に頻出して、それが普通にスキ焼になっているのだ。

 

 

きっと貯金なども切り崩して食費になってしまっているにちがいない。でも、貯金切り崩しの悲壮感は食卓にないからすっかり騙されてしまう。

 

こういうショックがあると生きているのがつらくなるくらい、シンでもいいくらい目の前が暗くなったりもする。力が入らずに、ずうぅっとこのままなのだろうかと悩んでしまうのだ。でも、いつも不思議なくらいにそうになったときに

 

なぜかタロットの審判のcardのように解決しなかった問題がいきなり解決しはじめる。出来ないと思っていたことが軽々できるようになるのだ。そして不思議とよいことが起き始める。常に間違いがない。

 

そういえば、よく易にも

 

戦々兢々として心が休まらない。でもこのくらいがちょうどいい

 

そうにアドバイスがでてくる。

 

夜明け前が暗いというのはいつもほんとのことなのだなって思う。