こんばんは星空

Cocoro tableの柴田裕美子です。

 

 

子どもたちの七五三行事と娘の試験が無事に終わり、やっとホッと一息ついていますハート

 

気づけば11月も10日が過ぎていました。。。

 

 

今年もあっという間に年末になるんだろうなあ・・・

まずは体調不良で打てていなかった、インフルエンザの予防接種を受けなくては。。。アセアセ

 

 

さて、今日は「ストーリーのある食空間」、ということについて書いてみたいと思います。

 

 

先日、夫の両親、私の両親と一緒に子どもたちの七五三を祝ったのですが、私たちが結納をしたお店で会食を行いました。

 

子どもたちの七五三を同時に祝うことが出来ることなんて、なかなかないことなので、どこで会食をしようかな~といろいろ考えていたときにふと思い出したのが結納をした料亭ナイフとフォーク

 

 

 

結納の時は私の親が場所を決めたので、ここのお店で絶対にやりたい!ということもなく結納を行ったのですが(笑)、とっても良い結納だったなあと今でも思うし、母や義母とも今も時々話に出るくらい。

 

 

10月末だったのに、季節外れの台風で大雨で大変だった、というのもあり、みんなの思い出に残っています。

(たぶん披露宴よりもみんなの記憶に残っているはず・・・笑)

 

 

 

その時に何を食べたのかまでは覚えていないけれど、なにかお店にちなんだお酒があったとか、こんなお部屋だったとかはなんとなく覚えていました。

 

とにかく、とても満足度の高いお店だったことは確かです照れ

 

※余談ですが、こだわりの多い私ですが、実は結婚の時に「ぜったいこれ!」と自分で決めてやったのは意外と少なく、

NYのサロンに行ってドレスを選ぶこと、

ルブタンのウェディングシューズを買うこと、

カトリック式の結婚式を挙げる、

ということだけです。(それだけあれば十分??でも普通は指輪とか会場とか女性が選ぶんですよねえ?)

指輪、場所、新婚旅行の行先は夫の希望でした笑

 

 

 

そんな思い出深い場所で子どもたちの七五三のお祝いを出来たらいいなあと思って問い合わせたら、週3日しか空いていないのに、なんと希望した日で予約が取れるとのことだったので、お願いすることにウインク

 

 

 

7年ぶりに訪れるお店は変わらない佇まいで私たちを迎えてくれました。

 

入り口も、ここだっけ?という感じの目立たないところにありますが、中に入るといろいろと記憶がよみがえってきました。

靴を脱ぐときに迷ったなあとか、最初に通されたのはこのお部屋だったなあとか、結納をするときは二階のお部屋で食事の時は一階だったなあとか。。。

 

 

食事をしている時の話題は子どもたちのこともありますが、結納の時のことも多く、思い出話しをしながら家族で食事が出来るのっていいなあ照れと改めて感じました。

(お素麺がこんなに芸術的になるとは!)

 

 

大人になると昔話(思い出話)が多くなりますが、結婚して6年が経ち、それが自分の家族とだけでなく、夫の家族とも出来るようになったことが私としてはとても嬉しく思いましたハート

 

 

それに加え、とても歴史のあるお店なので、お店の歴史や建物のことなどをお店の方が話してくださり(たぶん7年前にも聞いたけど汗)、それがまたきっかけとなって食事中の話が進む、盛り上がるという感じでした。

 

 

このお店にはオリジナルの日本酒があるのですが、私が「それ結納の時にも飲んだかも」というと、お店の方が「ご結納の際にもご注文いただいています」とおっしゃいました。

7年前に注文したお酒も覚えていてくださっているなんてびっくり

 

これぞ、おもてなしの極意!

 

 

 

 

都内には一つしか残っていない数寄屋造りの料亭であること、

 

お部屋はそれぞれに趣向が凝らされており、今回のお部屋は「雪」だったので雪の結晶の彫りがさりげなく施されていること、

 

床の間には七五三にちなんで鯛の画が飾られていたこと(結納の時は「寿」でした!)、

 

椀物に入っていたお素麺が芸術的であったこと、

 

最後に、たい焼きが出てきたこと、

 

結納をしたときは大雨で着物は大変だったこと、

 

結納の時は緊張してよく覚えていないことも多いこと、ちょっと間違えたりもしたこと、

 

結納の時も同じお酒を飲んだこと、

 

独身だった自分が二児の母になり、娘と一緒に着物を着て来れて嬉しかったこと、

 

 

などなど、とにかくたくさんの「ストーリー」が詰まったお店でした。

 

私はこの「ストーリーがある食空間」をとても大事にしていて、思い出、歴史、お料理、食器やカトラリー、などが何か話題のきっかけになり、そこからコミュニケーションが生まれることを大切にしていますハート

 

 

パーティーなどではちょっとした話題になる小物なんかを「トーキンググッズ」と言ったりしますが、グッズだけでもないし、思い出だけでもないので「ストーリーのある食空間」と呼んでいます。

 

 

日常生活の中でも食空間にストーリーをつけることは簡単にできます

これはどこで採れた野菜だとか、この前お店で食べて美味しかったから作ってみたとか、ホントにちょっとしたことでもいいと思っています。

 

 

私の子どもたちはまだ思い出が、とかよくわからないこともあるとは思いますが、こういった環境(ストーリーのある食空間)を用意することを大事にしています。

 

 

ストーリーを話題に変え、そこからコミュニケーションを生み出せるか、というのは、人として、とても大切な力ではないでしょうか

 

 

みなさんはいかが思われますか??

 

 

 

では、またルンルン

 

 

 

 
 
 
食育講座やレッスン、Cocoro tableの活動に関するお問い合わせは ラブレター こちらから★