野球肘⑨|後方型野球肘は2パターン治療法は異なります | スポーツ障害専門カイロプラクティック心【伊勢市 スポーツ整体 カイロプラクティック】

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カイロプラクティック心の岡です。


今回は、野球肘の後方型について書いていきます。



後方型は


2つのタイプに分かれます。



1)牽引型


肘の後方に付着する上腕三頭筋が牽引して


上腕三頭筋腱炎や骨端線の離開を起こします。



2)衝突型


肘頭が肘頭窩に衝突を繰り返すと


疲労骨折に進行することがあります。




骨端線の離開は10代前半


疲労骨折は10代後半が好発年齢です。




牽引型は


肘を曲げているリリース前後に痛み


衝突型は、肘を伸ばすフォロースルーのときに


痛みを訴えます。




フォームの問題点としては


運動連鎖の破綻による


手投げ、肘が下がる


ことによっておこる可能性があります。



部分的な問題としては


肘の伸展に関する動的安定性の欠如が考えられます。



※上腕二頭筋、上腕筋による


肘の伸展運動が制御出来ていないです。



上腕二頭筋は


前腕の回外運動にも関与しているため


機能低下を起こしやすい様に思います。



上腕三頭筋腱炎は


主に上腕二頭筋とのアンバランスにより起こります。




後方型野球肘の対処としては


上腕三頭筋腱炎であれば、炎症を抑えることを優先にします。


疲労骨折や骨端線の離開であれば


これらの回復を優先とします。




カイロプラクティックのアプローチとしては


肘のアライメント調整


運動連鎖を起こしている問題点の改善


可動域の確保


筋機能低下を回復などを行っていきます。




野球肘でお悩みの方は、ご相談ください。





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