公認心理師 過去問研究[1129] 第7回悉皆検討〈101〉マタニティーブルーズ | こころの臨床

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心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

第七回公認心理師国家試験問題(2024年3月3日実施)

問101  マタニティー・ブルーズの説明として、最も適切なものを 1 つ選 べ。
1)  幻覚や妄想がみられる。
2)  症状は1か月以上持続する。
3)  全出産の約1%でみられる。
4)  約50%の患者が産後うつ病に移行する。
5)  出産後2日から5日頃が発症のピークである。

 

 

 

解は、5

 

1)  幻覚や妄想がみられる。一過性の情動障害で、情緒不安定、不安感、疲労、頭痛、不眠、

   食欲不振、易怒性等の症状が見られる
2)  症状は1か月以上持続する。通常、治療を行わなくても発症から数日以内に消失する。

3)  全出産の約1%でみられる。日本における発症頻度は30%程度といわれている。

マタニティブルーズについて教えてください マタニティブルーズは、出産後の女性の30-50%が経験します。マタニティブルーと呼ばれることもあります。出産…リンクwww.jaog.or.jp

 

4)  約50%10~15%の患者が産後うつ病に移行する。

 

少し古めですが、サイトには
妊産婦メンタルヘルスケアマニュアル (公社)日本産婦人科医会 2017

http://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/mentalhealth2907_L.pdf

 

🐱看護師国試で歴年にわたり類似形式の問題が出題されてきています。

    福祉分野をPSW過去問を参照することと同じく、医療分野に関しては、看護師過去問にも、

  研究対象に広げておくことが役立つかも。こちらのサイト、とても役立つと思います。

  まずは、「精神看護学」から、解いてみてください。有料提供の「予測問題」より、遥かに

  リーズナブル!!

 

 

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