5月5日(日)心楽の会皐月例会はWS 他者の箱庭作品から感受すること | こころの臨床

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心理学は、学問的な支えも実践的身構えも、いずれも十全と言うにはほど遠い状況です。心理学の性格と限界を心に留めつつ、日本人が積み重ねてきた知恵を、新しい時代に活かせるよう皆さまとともに考えていきます。

次回の「オンライン心楽の会皐月例会」は、5月5日(日) 13時開始です。

 

 

箱庭療法研究二回目。他の人が置いた箱庭作品を鑑賞することを通した、

感受性訓練(実務者研修等、グループワーク)への活用を試みます。

 

 

😺

 

今月末のニュースレターにURLをお知らせします。

NL会員はご予約不要、もちろん参加費無料。

 

😸

 

 

対人支援の現場では必須となる共感能力の基盤は、

 自らを知ること(自分自身の心の理解...TAGをやってみたり教育分析を通して)、そして、

 繊細な感受性(心身技法などいろいろな方法があります!!)を磨くことではないでしょうか。

 

 

自己理解の促進と支援者の資質をより深く身につけるための方策の一つとして、

他者の箱庭作品から素直に感じとった事柄を守られた場で気兼ねなく語り合うことが、

けっこう有益なのはないかと思うのです。

 

 

 

 

 

箱庭は、なにより、体験することが大事。

 

 

箱庭を置いてつくる人も

その過程をそばで見守る人にとっても

素朴で直接的な体験を通して、はっとお腹に落ちるなにかに気づかされます。

 

 

 

 

 

 

このたびの試みは、故木村晴子先生の『箱庭療法 基礎的研究と実践』(1985)を

参考にさせていただきます。

 

 

 

内容は、10作品(書籍写真からの再現、実作品で作者の協力でご提示できるもの)を、

参加者のみなさんでご覧いただき、チェック表に各々の感想を書き留めた後、

グループで素直な感想を語り合うといった進め方を予定しています。

 

 

 

 

 

 

箱庭療法に興味を持たれたり、実際に行ってられる方でなくても、

さまざまな対人支援に携わる方々のご参加を、こころよりお待ちしています!!