公認心理師 過去問研究[1043] 第7回悉皆検討〈16〉高次脳機能障害検査 | こころの臨床

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第七回公認心理師国家試験問題(2024年3月3日実施)

問16  高次脳機能の神経心理学的アセスメントにおいて、日常記憶や生活障害を定量的に測定

     する心理検査として、最も適切なものを 1 つ選べ。 

1)  KWCST
2)  RBMT
3)  SLTA
4)  VPTA
5)  WMS-R 

 


解は、2


1)  KWCST: 慶應版ウィスコンシンカード分類(ソーティング)検査:遂行機能評価
2)  RBMT  : リバーミード行動記憶検査:記憶障害の程度評価(日常生活場面)
3)  SLTA    : 標準失語症検査 :失語症のタイプと重症度の評価
4)  VPTA : 標準高次視知覚検査:高次視知覚機能障害の包括的評価
5)  WMS-R : ウェクスラー記憶検査:記憶の諸側面の評価

 

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