第三回公認心理師国家試験問題(2020年12月20日実施)
問128 感情と文化の関連性について、不適切なものを1つ選べ。
1 各文化にはそれぞれ特異な社会的表示規則があり、それによって感情表出が大きく異なり
得る。
2 社会的構成主義によれば、それぞれの文化に固有の感情概念や感情語によって、感情経験
が大きく異なり得る。
3 日米比較研究によれば、見知らぬ他者と同席するような状況では、概して日本人は表情が
乏しくなる傾向がある。
4 日本で優勢とされる相互協調的自己の文化では、米国で優勢とされる相互独立的自己の文化
に比して、怒りや誇りが経験されやすい。
解は、4。
国語力で(語意をしっかり押さえれば)対応できる。
タームチェック 社会構成主義
❓日米の比較が殊に問題となる含意は?
🏁ブループリント「出題基準」到達目標:4-⑴ 心理学・臨床心理学の成り立ち 9-⑵ 感情が行動に及ぼす影響
小項目例:社会構成主義、感情と文化・社会
😸 ご質問・ご要望はコメント欄へ