こんばんは!

*AC(アダルトチャイルド)のための心のレッスン*かなえです。






普段、生活していると、身体がいろんな感覚を拾いますよね。


視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚などの五感。


あと、五感で括れない感覚もありますね。


例えば、


「身体がちょっと傾いたな~」という感じ、


「今、お腹がなったなあ~」と感じたり、


「心臓がどきどき」したり、


「めまい」を感じたり、


「喉を冷たい飲み物が通っていく」感覚とか、


「クッキーを食べた時のざくっとした食感」だったり、


「足先冷えてるな~」という感覚だったり。




そんなことを思っていたら、フォーカシングの本に「固有受容感覚」という感覚があると書いてありました。


知ってますはてなマーク


私は初めて聞きました。


手足の動きや、身体の位置を把握するための感覚で、例えば目をつぶっていても手が今、どこにあるか感じられる感覚だそうです。


確かに、そういう感覚もありますね。


調べていたら他にも、「体性感覚」「前庭覚」などあるようです。内臓の感覚とか、身体の傾きを感じたり(かなり大雑把な説明ですが)する感覚のようです。


名前は初めて聞くけれど、その感覚はお馴染みの感覚です。


いろんな感覚があって、私たちは外界や自分の内側の変化を感じ取っているんですね。


そしてこの「感覚」というのは、「私」そのものでもあるなあと思います。


「私」が感じる感覚。


一人一人違う場所にいるし、一人一人違う姿勢をしているし、一人一人違う行動をしているから、お隣の人はたぶん違う感覚を感じている。


この感覚があるからこそ、みんなそれぞれが「私である」ことを感じられるのだと思います。


自分の感覚を感じられるようになると、本当に「自分って存在しているんだなあ」という、一見当たり前のようなことが、全身で感じられるようになります。


自分には何もないわけじゃない。「ある」んだなあと思えます。


そしてこの「私」の感覚こそが「私」と「他の人」を分ける境界線なんだと思います。










《今日のエクササイズ》
五感とそれ以外の感覚を意識して感じてみましょう。