こんばんは!

*ACのための心のレッスン*かなえです。





人には失敗する権利がある

子どもにも失敗する権利がある



子育てをしながら、自分に言い聞かせていた言葉です。

私は失敗をしないように育てられました。

失敗したら、土下座をして謝らないと許してもらえないくらい怒られました。

息苦しかった。

失敗したらどうしたらいいのかということを学ぶ機会がなかった。

失敗が怖かった。

自分が子育てをしながら、初めは失敗しないようにいちいち見張ってました。
失敗しないように先回りして私が代わりにやったりすることもありました。
子どもが失敗すると怒ってしまったりもしました。

見張りながら先回りしながら怒りながら、、、

でも私はこんなことがしたいんじゃない。
失敗しないように育てたい訳じゃない。

失敗しないように育てた先にあるものは何?
息苦しさ
窮屈さ
自分を縛るもの
人生の選択肢を狭める
失敗した後がわからない
等々

失敗をしないように育てるって違うよなあと思いました。

誰にでも失敗をする権利があるよなあ

失敗してもいいよなあ

その時から、私は在り方を変えました。

子どもの失敗を予測しながらも、「失敗することは権利。誰にも奪えない」と心の中で唱え始めました。

「失敗した後どうするか」というのは私にとっても未知のことでとても怖かったです。

けれど、それは子どもにとってだけでなく、私のための生きるスキルにもなるから、「子どもが失敗した後が私の出番」と唱えてました。

失敗するってわかっていて見守ることの怖さで泣きそうになりながらも、「大丈夫。大丈夫。大丈夫」「この子にはこの子の守護する神様がついている」と自分に言い聞かせてました。

子どもを抱え込むことを手放すと、子どもはちゃんと失敗します。そして子どもは子どもで知恵を絞るようになります。

子どもの生きる力ってあるんだなあと、目を開かされた思いになることが何度もありました。

子どもとの境界線を親が引けるって大事なんだなと今になって振り返って思います。







《今日のエクササイズ》
あなたは、失敗しないように育てられたでしょうか?失敗を許されて育てられたでしょうか?
そのことについて思うことはありますか?