市立病院で研修「メンタルヘルスとメンター制度」(大阪府)
6月11日月曜日は大阪府池田市へ。
宝塚ラッピングの阪急電車に乗って。鉄ちゃんほど詳しくない男ですが、旅にて鉄道を使う機会が多いので好きになり「小鉄ちゃん」と自称しています
小鉄ちゃん、鼻血ぶー!ホントはこの電車に乗る予定ではなかったのですが、時間に余裕があったので、当然乗るわけです
OJTとはことなり、仕事面だけでなくメンタル面もサポートするメンター制度。OJTのような指導がメインではなく、新人・若手(メンティ―)の悩みごとなどの相談にのるメンターの存在。心のサポーターですね。
若手の早期離職の理由として「キャリアアップ」などをあげることが多いわけですが、実際は職場の人間関係が一番の理由であることは間違いないと思います。「あの人が、あの人たちが嫌なんですぅ~」と退職理由に挙げることは少ないでしょうから
メンター制度に組織が期待していることは若手の早期離職防止です。組織側に立てばもちろんそうなのですが、若手・新人側に立てばメンターという心のサポーターの存在は心強いですね。
ただし、メンターとメンティーの信頼関係があって初めて機能する制度です。ここが重要なので、特に力を入れてお話しさせていただきました。安心感なくして心の扉を開いて相談はしませんから・・だから「俺の話を聞け」ではなく「あなたのことを知りたい」「あなたの話を聞かせてほしい」というカウンセリングマインドが大切になりますね。
また、指導者側に報連相しなければいけないことも、メンターに頼りすぎて、メンターに相談してしまうのもいけません。ですから、制度導入にあたってはルールを決めて、組織のみんなが制度を理解しておく必要があります。
ということで今回はメンター制度がどういうものなのか、メンタリングという人材育成法の解説がメイン、つまりメンター制度の理解を深めることが目的の研修。そこにコミュニケーションツールの劇的な変化や社会・家庭・教育環境の変化に伴う現代若者のメンタル特徴(十把一絡げに若者を捉えるのではなく、こういうケースもあるというアプローチ)も盛り込んだり、一方通行コミュニケーションではなく、相互理解につながる対話(ダイアログ)の大切さを楽しいミニワークで体感していただいたり、僕らしさも時折盛り込ませていただきました。みなさま、ありがとうございました!